【ヒロアカ】私が爆豪先輩に恋を教えてあげます (ページ5)

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爆豪side＿＿

『せんぱ～い！！』

今日も鬱陶しいこの声が俺の耳へと入る

今にでも怒鳴り返したい

『先輩！！おはようございます！！』

先ほどの声でもうるさかったのに、
更により一層声を大きくしたこいつ

わざとか？目立つようにわざとなのか？！

だめだだめだ
無視だ、いいか、俺、
イラついたら終わりだ

昨日、しつこい2年女の事でアホ面やクソ髪どもと話していたが俺が何でもかんでも反応してしまうからよくないと指摘された

『ああいう女の子には過敏に反応しちゃダメなのよ！！あの子の頭の中ではそれすら会話が成立したと思っちゃってるから！そこがわからないようじゃ爆豪もお子ちゃまだよな！！』

あの時のアホ面のドヤ顔を思い出す度に
殴りたくなるが、言われてみればその通りだ

俺は事あるごとに
あいつの問いかけに反応してしまっていた

つまり、何を言われても俺が返さなければ
あいつだって時期に諦めるという事だ

俺はその事をわかってはいた

わかってはいたのに…

「下の名前で呼べって事ですか？！」

(……こいつの思考回路はどうなってやがんだ？！どこをどうしたらそうなる？！)

そして気づくと俺は
そばに置いてあったノートを2年女へと投げていた

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