【ヒロアカ】私が爆豪先輩に恋を教えてあげます (ページ4)

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これできっと先輩も気づいただろう

私はそう思って3年A組の後ろのドアが開いていたので様子を伺っていると

「………我慢だ、我慢」

先輩は何か小声でブツブツと言いながら、
下を向いたまま

きっとこの声は聞こえていたはずだし、今度こそ「爆豪先輩」と呼んだんだから間違えるはずもないのに何で？

私は再び頭をフル回転させる

そして行き着いたのは

「も、もしかして、下の名前で呼べって事ですか？！！」

「きめェ！！いい加減にしやがれクソが！！」

そう言いながら
私の方へとノートを投げてきた爆豪先輩

何だ、やっぱりちゃんと聞こえてたんじゃん

私は上手くかわしたノートを手に取り
先輩の元へと近づく

「先輩！！無視するなんてひどいですよ！！」

「うるせェ、大体毎朝毎朝、俺の教室に来んな！！！」

「クソっ、計画が台無しだ」とか何とか言いながら再び席へと戻ろうとする先輩の腕を私は掴む

『何だよっ、離せよ』

「先輩、今度の日曜日、遊園地行きませんか？」

『行かねェ』

「あ、もしかして水族館とかのほう…『行かねェ』

私まだ、最後まで言ってないのに………

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