【ヒロアカ】私が爆豪先輩に恋を教えてあげます (ページ25)

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「A～、今日の小テストどうだった？！」

終わりのチャイムを告げると共に
にこにこと笑顔で駆け寄ってきた美羽

(何だ…？何でこんな事聞くんだ？)

テストが出来なかったのなんて
いつもの事なのに

私は不思議ながらに答える

「いや、いつも通り全然出来なかったけど？」

「はぁっ？え、だって昨日、先輩に教えてもらったんじゃないの、勉強！！」

(なるほど…、そういう事か)

確かに美羽の言うように昨日、私は先輩に勉強を教えてもらった。だけど、私はそれなのにその内容がまったく頭に入らなかった理由がある。

一つ目は爆豪先輩の教え方は頭の良い人向けであって、バカな私には到底理解出来なかったのだ。何というか、途中途中はなく答えをスパッとだす…みたいな感じで

それにもう一つ理由があり、

それは

「わかった、Aさ、先輩の顔ばっかり見て全然頭入らなかったんでしょ」

「……ビンゴ」

美羽は私以上に私の事を理解している

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