【ヒロアカ】私が爆豪先輩に恋を教えてあげます (ページ11)

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爆豪side＿＿

あの2年女のせいで
ここ最近俺はなぜか不快感がつのっていた

そしてこの日も
いつものように昼飯を食ってると

『爆豪、2年A組一緒についてきてくれね？！』

「あぁ"？」

アホ面に横から突然そう声をかけられ、
俺は不機嫌に返す

『こっわ！いいじゃねぇかよ！！そのクラスに可愛い転校生が来たって聞いてよ、一度この目で見てみたくて』

「んなの1人で行けや」

『いやいや、こういうのはイケてる友達と行かねぇと格好つかねぇだろ！！』

イケてる友達……ね

(どうりであのチビ(峰田)を誘ってねェわけだ)

まぁでも俺にはそんな事関係ない

可愛い転校生とかクソほど興味がないし、今はイライラしていてそれどころではない

つうか、そもそもこいつはそんなくだらねェ面倒くさい用に俺が付き合うと本気で思ってんのか？

この時俺は何だか違和感を感じる

「行くわけねェだ…『お、いいな！！俺もついてくぜ？！なぁ、爆豪！その子見てみたいよな！』

(……なっ？！)

今まで横で黙って見ていた切島が、突如会話に入ってきたと思うと俺の右腕を掴んできたのだ

「…くそッ、離せ！！何のつもりだクソ髪！！」

俺は必死に抵抗したものの一方的に
2年A組へと連れてかれた

『まぁまぁ、爆豪落ち着けって！！』

2人は揃って口を合わせ
俺を気持ちの悪いにやけ顔で見てくる

(何なんだよ、嫌な予感しかしねェ)

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