私が恋した相手は＿＿【あんスタ】 (ページ9)

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とある日。ページ9

学院に来てから２週間ほど経ったある日。私はプロデュースの腕はそこそこでも授業終わりの小テスト、抜き打ちテストでも満点を取れるくらいになった。fineのみんなにはそんなんで良く満点取れるな、その頭はどうなってんだって言われたけど。まぁ、そんなわけで。
「なんで職員室に呼ばれるんですか！私何もしてませんよ？悪いのは授業態度ぐらいで…」
やばい。なんかしてたわ。あーヤダな。行きたくないなー。どーせお説教なんだろーなー。

「失礼します。」
はぁぁ。入りたくない。
「そろそろ部活動に入ってもらう。」
そういえばこの学校って強制なんだっけ。てきとーに楽な部活探そうかな。
「これが入部届だ。決まったら顧問に出してくれ。」
はぁぁ。めんど。
「あと、放課後に生徒会室にこいだと。生徒会長からのご命令だぞ。」
と先生は意地悪な笑みを浮かべた。

「うわぁぁぁ！」
教室に入り、自分の席で発狂。もちろん悪い意味で。ちなみに私はお嬢様ってクラスの人に思われてない。馴染みやすい、普通の女子高校生で通じてる。
「なんら？Aどうかした？」
なずなくん…！それにつられてか人がたくさん…集まってくる。
「部活に入れまでは良かったんだよ…！そのあとが問題だよ。」
そこで私は少し間をあけて、それで覚悟したように言った。
「放課後…生徒会室に来いって…生徒会長からのご命令だって…」
泣きそう。やばい。