私が恋した相手は＿＿【あんスタ】 (ページ7)

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初プロデュースページ7

次は待ちに待ったプロデュースです！気を使ってfineを多めにしてくれるそうです。
「ここか…」
練習室って…ここどんだけ広いんだか…
「失礼します。」
遅れちゃいけないと思って授業が終わったらすぐに教室出てきた。私偉い。今のうちにfineをプロデュースするときの注意点でもおさらいしよう。(弓弦に叩きこまれた)
「えっと…会長さん…あっ、英智さんか、英智さんが病弱なので激しい指導は禁止。体調を見ながら適度に休憩か。」
一人でおさらいしてたら皆さんが来た。
「よろしくお願い致します。」
と言って頭を下げる。よしっ、私偉い。
「えっと、まずは次のライブで踊るやつを曲かけてみるので皆さんでやってみてください。そのあと私がアドバイス？的なのをします。今日が初めてなのであまり上手にはできないのですが…精一杯頑張ります。あと、体調にはお気をつけてください。ではお願い致します。」
ひぇぇ…怖い。緊張する。今はこっちに集中しなきゃ。

fineの皆さんはアドバイスのしようがないくらいに完璧だった。でも何かが足りない。
「笑顔…」
「ん？」
「皆さんは完璧といっていいくらいだったのですが…その…笑顔が足りない気がします。もちろん最高のパフォーマンスをするのが大切なのは分かっているのですが…なんか…もう少し…」
自分でも何言ってんのか分からなくなって最後は言えなかった…私なんてプロデューサー失格だね。

その日はお開きになった。