もし新旧双黒が逆ならば【文スト】【新旧双黒】【入れ替わり】

人虎で遊ぼ ページ7

敦side

今僕は太宰さんと出会った川にいる

というのも僕の上司、太宰治がまた流れていったからである

かれこれ45分ここに居るのだが、一向に流れてこない


ん?来たかな.........違う、あれは太宰さんじゃない!?


助けないと


僕は勢いよく、太宰さんの時のように飛び込んだ

幸い流れが速くなかったので、すぐ助けれた

「ｹﾎｯｹﾎｯ大丈夫ですか」

この人も心中だろうか

なぜ僕はこんなに川で人が流れてるのに遭遇するのだろう

というかこの人見た事ある気がする

「んッここは?」

「大丈夫ですか、貴方川で流れてたんですよ」

「いやぁ水中で息したら、どうなるのかなって実験をしてたんだ」

「実験?」

「そう、僕は科学者何だよ」

「科学者、ですか」

「そうさ、だが君に無駄な体力を使わせてしまったみたいだね。お詫びに木苺どうぞ」

「木苺?」

「美味しいよ」

そう言ってもうひとつ木苺を出して食べだした

「じゃあ、頂きます」

そう言って口に含み飲み込んだ。

その後の記憶はない




梶井side

よっし、第一段階成功っと

後は連絡して芥川君の家に送ればよし

あ、人虎の携帯に芥川君の連絡先入れとこ

そうだ、電話しないとだったね

ﾌﾟﾙﾙﾙﾙ ｶﾞﾁｬ


『はい、どうも』

「A?こっちも成功だよ。それから芥川君の携帯に人虎の連絡先登録しといてー、今送ったから」

『了解です!!あと、至急人虎の家きてもらっていいですか？鍵がない』

「ラジャ。今向かう」

『てか面倒臭いから人虎も芥川と一緒で良くないですか』

「確かに面倒臭いし、地味に重い」

『じゃあそういう事で待ってます』

「はーい」ﾋﾟｯ


よし、じゃあ行くか。


僕は探偵社に気を付けながら人虎の家へと向かった



次回:檸檬と木苺

お楽しみに

檸檬と木苺→←芥川、釣れました。

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