もし新旧双黒が逆ならば【文スト】【新旧双黒】【入れ替わり】

中原中也は永久就職したい ページ21

中也side

福「ここだ」

．．．!?

ここは、選ばれた者しか入れないと噂の猫集落!!


太「何故俺をここに連れてきたのですか」


福「これから一時的とはいえ共に働く大切な社員だ。しっかりともてなしてやれればよかったのだが、社員にお主と太宰が入れ替わってることは言えん」

太「何でだよ。芥川は言ったじゃねーか」

福「お前は先程家の社員を撫でていた。即ち太宰と入れ替わってる事がバレれば、誰に撫でられたとなる」

太「何だ、お前の所の社員は人によって意見を変えるような奴らなのかよ」

福「断固として違う。私が言いたいのは頭を撫でてくれる優しい幹部がいるマフィアとイメージつくということだ」

太「え、ヤダ」

福「だから、バラさぬようお願いする。それとお宅の長にこれを届けてくれるか」

太「何ですかこれは」

福「敦の住居の話だ」

太「了解しました」

福「お主には太宰めの住宅の鍵を渡しておこう」

太「太宰はどこに住むんですか」

福「お主の家だ」

太「失礼します」

福「あぁ、明日は午前9時からの出社だ」

太「承知しました。お先に失礼します」

一礼してから顔を上げたら、社長が猫の手を振っていた


俺、ここに永久就職しようかな。

太宰が羨ましいと初めて思った瞬間だったわ

それよりも

太「待ってろよ、俺の1995年もののペトリュス!!」







次回:ペトリュスｯ!!

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