短と長 ページ15
中原side
朝起きて、最初に感じた青鯖臭。
3秒後には身体の異変に気付き
5秒後に青鯖が叫んだ
否、俺だ
俺はどこだ??
あ、本部だ
立ち上がろうとしたそも時だ
「うわぁ!?」
感覚的には竹馬だ
ぐわぁん、ぐわぁんで立てたもんじゃない
「何してるんだい?私の身体で」
「あ゛ぁ?てめぇーこそ何してる」
「私の身体を探してる」
「ほぉ、いつもみたく美女と心中しないんだな」
「する訳ないじゃないか!!君の身体で心中したら、私のプライドが傷つく」
「何でだ?」
「だって、私よりも先に美女と心中成功されちゃ堪らないもの。
それとも何、“君の身体を傷付けたくないから”とでも言って欲しかったの?」
「んなわけあるか。俺の身体で死なれたら、俺は一生青鯖のままだろーが」
「わぁ、良かったじゃないか!!中也と違って高身長だものね」
「今じゃ、てぇめーを見下ろしてるがな」
「なに?自慢のつもり???言っとくけど、それ私のいつも見てる景色だから」
「......でも、今は俺がお前を見下ろしてるし」
「一時的にね」
「戻ったら覚悟しとけよ」
「そんな事より、Aちゃんは何処だい?」
「知らねーよ。俺も探してるんだよ」
「それじゃあ、丁度いい。ちょっと行ってきてよ」
「はぁ?てめぇが行け」
「今足短いから無理」
「てめぇ巫山戯んなよ」
「私が言うと怖いねぇ〜」
「なら行け」
「やだ」
「行け」
「無理」
「行ってこい」
「やーだー」
「行ってこいよ!!」
「行きたくない」
「Aを探してこい!!」
『はーい!!呼ばれて飛び出てジャジャジャジャーン!!花江 Aでーす』
「やぁ、Aちゃん久しぶり」
「わぁ、太宰さん小さいですねー」
「でしょ?だから早く治して」
『無理ですよー」
「あ゛ぁ?何でだよ」
『だって半年だもん』
「半年しないと、元にもどれないのか」
『うん』
「で、敦君は無事なんだろうね」
『あぁ、人虎なら芥川君と探偵社にいますよ」
「人虎とか?」
「まだ分からないのかい?」
「は?」
「全く、私の身体なのに冴えてないね。
今、敦君と芥川君は私達と同じ状況なんだよ」
「あいつらもか」
『太宰さんと中也もこれからどうするのか話し合ってくれば?』
「そうするよ。中也。森さんのところに行くよ」
「はいはい」
次回:ロリコン出現
お楽しみに!
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ラズベリーマカロン(プロフ) - ぶっちゃけ、この先の話の内容忘れた。芥川君迷子のままだな〜 (2018年10月3日 0時) (レス) id: 8b08d90c63 (このIDを非表示/違反報告)
ラズベリーマカロン(プロフ) - 舞衣さん» ありがとうございます!!嫌い合う同士がライバル社にいる状態が、今後どうなるのかお楽しみに (2018年5月13日 21時) (レス) id: 8b08d90c63 (このIDを非表示/違反報告)
舞衣 - えっめっちゃ面白い!!!!入れ替わりの相手がそれぞれの嫌いな人だからこその反応が良いwwwあと中也くん可愛いwこれからも応援しています!! (2018年5月13日 20時) (レス) id: 8527cde139 (このIDを非表示/違反報告)
ラズベリーマカロン(プロフ) - セラさん» 次は間違えないでよね〜(笑) (2018年4月14日 16時) (レス) id: 8b08d90c63 (このIDを非表示/違反報告)
セラ(プロフ) - ラズベリーマカロンさん» あっΣ(・□・;)ごめんね間違えちゃった♪ (2018年4月14日 13時) (レス) id: daa655a471 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ラズベリーマカロン | 作成日時:2017年5月13日 14時