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結衣「Aさー、もっとお洒落な格好してきてよ〜
せっかくの恋愛のチャンスなんだからどんどん目立とう!!」
結衣は袖がシアーになってる黒のワンピースを着ていた
シンプルな服なのに、背も高く雰囲気にも合っていてとても似合っていた
それに比べて私は、オフィスカジュアルな無難な服装。
「結衣が気合い入りすぎなんだよ〜」
結衣「いい?今回の同窓会はあの頃とのギャップを見せびらかせる最大のチャンスなんだから!」
「チャンス??」
結衣「そう!垢抜けてなかった学生時代に比べて、可愛くなって良い会社にも入って、あの頃の印象を変えられるチャンスなんだよ!」
「なるほど ......
でも、私のこと覚えてるクラスメイトなんて居ないと思うけどなー、、」
結衣「何言ってんの!あんたは高嶺の花だったから、近寄りがたかっただけで、Aの事忘れてる男は居ないよ!!
それにAの好きだった佐藤勝利も来るかもしれないんだから!!!」
「アイドルになった勝利くんは来ないよ、きっと」
イケメンいるかな〜と結衣はルンルンで会場に向かうタクシーに一緒に乗り込んだ
.
同窓会に勝利くんも来るのかな、、、
ジャニーズに入ったって噂は聞いてたけど
アイドルの勝利くんを見ちゃうと、芸能人で手の届かない存在だって現実を突きつけられる気がして
調べたりすることを辞めた
最近は、考えることも無くなって
完全に過去の思い出として心に消えた
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そんなこと思いながら外の景色を眺めていた
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作者名:らら | 作成日時:2023年8月4日 23時