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黒髪であまり背が高くなく、目がキリッとしている。ちょっと怖そうな人かもしれない。
マ「こいつが俺の友達のシルク。で、こっちは俺と中学から友達のA。」
「あ、はじめまして。Aです。」
シ「はじめまして!いつもマサイからお話聞いてます!やっぱりイメージ通り可愛いね!」
シルクくんは第一印象とは違って喋ると面白い人なのだろう。ずっと笑顔だし、優しそう。
マ「シルクお前、余計なこと言わなくていいから!」
シ「だって本当のことじゃーん?笑」
マサイとシルクくんはいつもこんな感じなんだろうか。私と話す時とは少し違って男友達、って感じ。
シ「そういや、Aちゃんはモトキの友達なの?」
突然私の方を向いたシルクくんに驚いたが、その質問にも少しだけ驚いた。
「友達っていうか...話したことはあるんだけど、連絡先も知らないし、1回しか話したことないから友達って言っていいのかわかんない、かな。授業を一緒に受けて、そのあとお昼ご飯食べた関係...です。」
しどろもどろになりながらも私とモトキくんの関係を話す。これで合ってる、友達かどうかもわからない。
シ「モトキは多分友達だって思ってるなそれは。
あいつ知らない人と飯食うことないし。笑」
私の知らないモトキくんをシルクくんは知っている。当たり前だけど、なんだか少しだけいいなあなんて思ったり。
シ「あ、俺モトキと小学校からの付き合いなんだよね!だから割とお互いのことわかりあってるって感じかな。」
なんかキモいけど、って付け足して笑うシルクくん。モトキくんの周りはみんなきっとこういういい人なんだろう。
マ「でもまさかこうやって繋がるとはな。」
「どういうこと?」
マ「俺とAが友達で、シルクとモトキくんが友達。大学入ってからはそこが少し変わって俺とシルク、Aとモトキくんってこと。そして今からみんなが繋がるんだぜ?すごいだろ。」
マサイが嬉しそうにしてるからなんだか私まで嬉しくなってきた。
「確かに、すごいね。」
気付けばモトキくんが入院している病院の前に来ていた。
私の事覚えているかなとか、迷惑じゃないかなって不安な気持ちが少しだけあった。だけどその不安は病室に入ってすぐ、別の気持ちで消された。
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らゆ(プロフ) - ヒデさん» 自分のオリジナル作品だと勘違いしていました、指摘ありがとうごさいます。 (2019年2月16日 2時) (レス) id: cb9b22eb8a (このIDを非表示/違反報告)
ヒデ - オリジナルフラグ、ちゃんと外して下さい。違反です。ルールをちゃんと理解の上作品を作って下さい。 (2019年2月15日 6時) (レス) id: f4ac4daed2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:らゆ | 作成日時:2019年2月15日 1時