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モトキの足が治った頃には私達は随分と仲良くなっていた。
モ「A課題終わってる?」
「まだ!今日どっか行ってしようかなって思ってた。」
モ「お、じゃあ一緒にしようよ。」
「うん!」
私達はお互いを呼び捨てで呼び合うようになっていた。モトキの彼女には悪いな...なんて当たり前のことを思いながらも放課後はよく2人で出掛けるようになっていた。私はモトキへの気持ちを抑えながらしっかり友達をしている。だから大丈夫。どこにも根拠はないけれど。
「彼女、怒らないの?他の女と遊んで。」
ずっと聞きたかった。私なら絶対に嫌。どんなに信用していても、不安になってしまうから。
モ「ちゃんと言ってるから大丈夫だよ。それにあかりもシルクと2人で出掛けること全然あるし。」
私には理解できないけど付き合ってる本人がいいなら私は気にすることないのか。
モ「それにほら、俺達友達だからさ。」
わかってる。友達、私達は友達。
「そう、だよね!なんかちょっと不安になっちゃって!」
ははっ、とわざとらしく笑ってしまったがモトキはなにも気にせず、どこ行こうかなーって楽しそうにしている。
モ「あっ、そうだ。Aにお願いしたいことあるんだけどいいかな?」
「なーに?」
モ「実はさ...。」
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らゆ(プロフ) - ヒデさん» 自分のオリジナル作品だと勘違いしていました、指摘ありがとうごさいます。 (2019年2月16日 2時) (レス) id: cb9b22eb8a (このIDを非表示/違反報告)
ヒデ - オリジナルフラグ、ちゃんと外して下さい。違反です。ルールをちゃんと理解の上作品を作って下さい。 (2019年2月15日 6時) (レス) id: f4ac4daed2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:らゆ | 作成日時:2019年2月15日 1時