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〜Masai side
「私ね...モトキくんのことが好きなんだと思うの。」
少しだけ頬を赤らめて、だけど表情は暗そうで。
俺の好きな人はそう言った。
やっぱり。なんとなく、そんな感じがしていた。
俺の勘は嫌なことばかり当たる。
マ「彼女といるの見て苦しくなった感じか。」
「やっぱりマサイにはバレちゃうね!」
へへっと笑うA。
なんでだよ。苦しいなら笑顔なんて作らなくていいのに。
「流石に彼女いる人はだめだよね。」
なら俺にしろよ。
俺なら悲しませないから。
なんて言えるはずもなく。
マ「好きでいる分には、だめつてことはないだろ。」
「仲良くしない方がいいのかなモトキくんと。」
こいつはこういうところはちゃんとしている。
なぜならくそ真面目だから。
マ「なんかあったら、俺が話ちゃんと聞くから。今はとりあえず戻ろう。な?」
元気はないが「うん」と返ってきてAは立ち上がる。何買おうかなー、って1人で言って少しだけ楽しそうにしていた。
マ「俺コーラ飲みたい。」
Aがお金を入れたからコーラのボタンを押す。
「ちょっと、もう!マサイはそういうところずっと変わんない!」
マ「変わんないのはいいことだろ。笑」
「もー!!」
少しだけ頬を膨らませてムスッとしている。
Aも変わんないよ、そういうところ。
ずっと可愛いまま。
その表情が可愛くて俺はいつもこうやって意地悪してるんだから。
Aがコーラを取ってくれて「はい」と渡してくれる。その優しさも変わってない。
マ「さんきゅー。」
コーラを受け取ってAにコーラ代よりも多くお金を渡した。いらない、と言われたがほぼ無理やり手に置いた。
その後Aはお茶を4本買った。
マ「半分持つよ。」
「ありがとう。あのさ、マサイ。さっきの話内緒にしてね...?」
マ「当たり前だろ。」
Aが内緒の話をする相手も、頼れる相手も俺だけって少しの独占欲。小さい男だよな、俺は。
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らゆ(プロフ) - ヒデさん» 自分のオリジナル作品だと勘違いしていました、指摘ありがとうごさいます。 (2019年2月16日 2時) (レス) id: cb9b22eb8a (このIDを非表示/違反報告)
ヒデ - オリジナルフラグ、ちゃんと外して下さい。違反です。ルールをちゃんと理解の上作品を作って下さい。 (2019年2月15日 6時) (レス) id: f4ac4daed2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:らゆ | 作成日時:2019年2月15日 1時