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A「要件とはなんでしょう。ゼロ様。」
私は言った。
ゼロ「来てくれたのか。」
A「はい。改めて、要件とはなんでしょう。」
ゼロ「もう彼奴を倒さなくて良い。」

A「え………。」
私の頭は真っ白になった。
最初から、薄々クビになるとはわかっていたが、まさか本当にクビになるなんて、思わなかった。

ゼロ「どうした?」
ゼロ様の声で我に帰った。
A「い、いえ。他に要件はありますでしょうか?」
ゼロ「無い。もう帰って良いぞ。」
A「了解致しました。」
私は、サッと飛び去った。


A「クビか…。」
とぼとぼと廊下を歩く私。
A「とうとう私もゴミみたいな存在になるのか。」

A「まぁ、元からそうだけど。」
私は「はぁ。」と溜め息をついた。
?「クビになったの?」
すると、後ろから声が聞こえた。
後ろを振り向くと、ダークゼロがいた。
A「うん。私が悪いんだ。」
ダークゼロ「え!?何で!?何かやらかした!?」
A「うん。」
ダークゼロ「え、ええぇ!?」
ダークゼロ「もしかして…。ゼロ様のプリン食ったりし…。」
A「私、あの子…いや、カービィに恋しちゃったんだ。」
ダークゼロ「え?」
A「絶対それが原因。期待を外させちゃってごめん、今すぐ死にたい。」
私は、うつ向いた。
ダークゼロ「そっか…。でも、死にたいなんて聞いたら、カービィは悲しむと思うよ。それに、ダークマター族の皆だって。」
A「…。」
ダークゼロ「だから、もう二度とそんなことは言わないで!応援するから!ね?」
A「でも…。」
ダークゼロ「影から話を盗み聞きしてる天使も、応援してくれるから!」
A「え?影から?」
後ろを振り向いてみると、壁からこちらを見ているゼロツーがいた。
ゼロツー「すまん、つい盗み聞きしてしまった…。でも、私もAの恋、応援するよ!頑張れ!ファイト!疲れたらウコンの●あげるよ!」
A「皆…………。」
ウコンの●はいらないが、皆の優しい心だけはほしかった。

やはり、ダークマター族の皆は、ダークマターの言う通り優しい人ばかりだ。
A「ありがとうっ…。」
私は、涙を吹きながら感謝をした。

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らゅ(プロフ) - 寝高麗☆トラジロー(マルクカワイイヨ)さん» ご意見ありがとうございます!文章や描写などは一番心配な点だったのですが、上手く書けているのなら嬉しいです。 行間ですか…、わかりました!なるべく空けるように致します。 アドバイスなど、ありがとうございます。おかげで勉強になりました! (2019年4月27日 20時) (レス) id: 36304055e6 (このIDを非表示/違反報告)
寝高麗☆トラジロー(マルクカワイイヨ) - 文章や描写は上手に書けているので大丈夫ですよ♪ アドバイスがあるとしたら、行間をもっと開けたら読みやすくなると思います。ウラツクは、行間が狭く表示されるサイトですので…… 更新頑張って下さい!! (2019年4月27日 16時) (携帯から) (レス) id: e5ef8f5494 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:らゅ | 作成日時:2019年4月27日 11時

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