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班長対ゼロの対戦は、班長の勝利で終わった
班長の痛めた右膝に気づいたゼロが攻撃を仕掛けたが、直前で躊躇し、逆にそれが隙になった
それに対して班長もゼロに対して厳しい言葉を投げていた
そこはいい。それについては大賛成だ。ただ、外野2人。
お前らは訓練中に何かけてんだよ真面目に受けろ真面目に。
萩「次、遥ちゃんか〜」
諸「体力、技術面はオレらと変わらないけど…」
降「班長相手は体格的に少し不利な気がするな」
松「フィジカルゴリラの零が負けてんだぞ?」
降「オイ」
『あーあーゴチャゴチャうるせぇ。絶対勝つから黙って見てろ』
諸「絶対って…凄い自信だな(苦笑)」
女だからってナメなれンのは1番嫌いだからな。
ここで勝って証明してやる。
鬼「次!A!!」
『はい』
返事をして、警棒(仮)を左手に班長の前に立つ
鬼「始めィ!!」
その合図と共に、私はそれを左へ軽く、でも伊達には届かない距離にぶん投げた
伊「は?ウグッ」
伊達の気が投げた警棒に逸れたその一瞬、距離を詰め、跆拳道の容量で回転しながら右小手、警棒の順にに外側から蹴りを入れる
予期せぬ急な刺激に体は反応できない。予想通り力の抜けた手から警棒を蹴り落とし、落ちた警棒を着地と同時に蹴り飛ばした
鬼「一本!!それまでェ!!」
礼をして、自分と班長の分の警棒を拾う
班「真逆警棒を投げるとはな…流石にびっくりして意識が持ってかれちまったぜ」
『それを狙ったからな。確実に蹴り落とすにはそうするのがベストかと思ったんだ。』
鬼「確かにAの方法も1つの戦略だ、だがそれを使うのは単独犯や立地条件など、場を見極めてからにしろ!!」
『わかってますって教官。流石にそこまでバカじゃねーんで。』
教官に警棒を返して、4人に振り返った
『な?勝つって言ったろ?』
萩「す、スゲェ」
松「どーなってやがるあの身軽さ…」
諸「跆拳道か?」
降「遥、是非次は俺も手合わせして欲しい」
『お、ヒロ大正解。道の付くやつは基本かじった事があるんだ笑 ゼロと手合わせか、いいな、楽しそうだ。』
武道は幼少期から興味あったからとにかく習いまくったんだよな…今になって役に立ったわ。
松「おい、ボクシング教えるから代わりに足技教えてくれ」
『いいぞ?何なら自分も手より足の方に偏りがちだったからな…ボクシング教えてくれるなら手も使えるようになりそうだ』
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試合中だけ伊達呼びなのは意図的です。
真剣味が増すかな…って
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うたプリ大好き?(プロフ) - 続き気になっています この作品はもう更新されないのでしょうか? (6月6日 16時) (レス) id: de2c41cb59 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:遥希 | 作成日時:2022年5月4日 23時