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「逮捕術とは日本古来の武道をベースに、被疑者及び現行犯を逮捕拘束する為に練り上げられた技術である!!
有効打撃はアゴ・肩・胴・小手!
攻撃手段は、突き・蹴り・逆・投げ・締め・固め・警棒・警杖・施錠など、何でもあり!
逮捕術の真髄は己はもちろん、相手をも無傷で制圧することである!!」
鬼公が説明を終えた瞬間、班長の蹴りがじんぺーの胴にキレイに入った
「一本!!それまでェ!!」
じんぺーが場外に出てくる
『おつかれ』
「プハッ ったく!!班長鬼強じゃねーか!!」
「俺なんか面が潰れたかと思ったよ…」
「オレは松田と同じく胴だったけどあれは重たい…イテテ…」
じんぺーに続いて萩、ヒロが言う
「クソッ ただの殴り合いなら負けねぇのによォ…」
「俺も女と車の扱いなら負けねぇぜ…」
「あ、でもホラ班長彼女いるって…」
『ヒロ、痛いとこ突いてやるな笑
つかお前ら張り合うなら訓練内容で張り合えよ…』
今のところ班長が連勝中
今の試合を含めた2試合後が私の番だから、班長相手だと身長差がキツいな…あれ2m超えてるだろ絶対。そら175でもチビになるって。ずりぃ…
とか考えてるとヒロが急にじんぺーの肩を掴んだ
いや待て何があった。
『ヒロ、落ち着け。お前らしくないぞ?』
「…あぁ。悪い松田…」
「いや大丈夫だけどよ…刺青に興味あんならバイク店に今晩行ってみっか?常連みてーだったから店員に聞けば分かるかも…」
何で刺青からバイク店に繋がるのかは分からんが、そんな話をしてるとドシャっと目の前に人が転がった
「マジか!?伊達班長…」
「10人抜きかよ!?」
「次!降谷!!」
はい!と返事をして場内に入るゼロ
てことは私の相手は班長かゼロ…どっちと当たっても学べる事は多そうだな。
「こいつは見物だねぇ…」
「学科の成績は降谷が上だけど、コレはどうなるか…」
「行けえ零!リア充野郎に負けんじゃねーぞ!!」
「やっぱそこ?」
『じんペーは班長に恨みでもあんのか…』
始めィ!!
鬼公の合図と同時に、2人が畳を踏みしめる音が響いた
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Aさんの今回の相対稽古を蹴りで攻めるか施錠で護るか迷ってます…どうしよう…(とか言いながら全然違うものになる可能性も無きにしも)
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うたプリ大好き?(プロフ) - 続き気になっています この作品はもう更新されないのでしょうか? (6月6日 16時) (レス) id: de2c41cb59 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:遥希 | 作成日時:2022年5月4日 23時