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-松田side-
隣にいたAが見当たらなくなって、視線を少し先にあげると、子供を手当てしていた
足を止めてしまい、芋づる式に他の奴の足も止まる
そのままAが手当てを終えるのを待っていると子供の「おにーさん、ありがとう!!」という声が聞こえてきた
松「…なぁ、見たかアレ。」
降「あぁ。アレを素でやる奴は初めて見た…」
女性陣「「「「「い、イケメンすぎるッッッ」」」」」
萩「…これは俺も完敗だわ。遥ちゃん、子供への対応も完璧かよ…」
ササッと片付けてこちらに小走りで来るA。
『待たせて悪かった。次はカラオケだったか?』
人助けをしたってのに態々俺らに一言謝る辺り、Aの性格の良さが滲み出てるんだよな…
歩き出したAがふと振り返った
『あれ、ヒロ?』
そこには呆然とAが手当した少女を見つめる諸伏がいて。
降「おい どうした?景光!」
松「おいてっちまうぞー!」
諸「あ…オウ!」
俺らの前にいたのに後ろの諸伏にいち早く気づくのがまた、Aがどれだけ周りを見ているのかを証明しているようだった
てか、おにーさんて、子供にまで間違われてんのかよ。
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うたプリ大好き?(プロフ) - 続き気になっています この作品はもう更新されないのでしょうか? (6月6日 16時) (レス) id: de2c41cb59 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:遥希 | 作成日時:2022年5月4日 23時