鬼塚教場の6人組 (ページ4)

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翌朝

「鬼塚教場気をつけィ!」

端正な顔に大きなガーゼや絆創膏、それらに収まりきらなかった擦り傷や痣などを携えて、ぶすっとした顔をした松田＆降谷と、横目で降谷を見る諸伏、眠気が取れていないのか欠伸をかます萩原、号令をかける伊達班長と一緒に日朝点呼に出席していた

いや、班長が号令かけてんじゃねぇかよ諸伏以外やる気あんのか…?

興味がなかった故に覚えてもなかったがどうやら私と昨日の殴り合いコンビは同じ教場らしい

まじかよ今朝の集合で初めて知ったわ…

「どうした?松田と降谷…その顔…」

「聞きたいっスか?」

「ああ…ぜひお聞かせ願いたいねぇ…」

いや、松田と降谷の顔よ、お前らまじで警察目指してんのか……?悪代官じゃねぇかよ…

「実は…昨夜、自分の部屋にゴキブリが大量に出ましてその2人にも手伝ってもらったんですが、」

おい、伊達。
こっちを見るなこっちを。でもここで何か言わなきゃ連帯責任が発生する?え、それはヤダ。

『退治するのに夢中になり過ぎて机に頭をぶつけるわ笑笑立て掛けてたベットが倒れるわで散々だったんだろ?班長』

「そうなんですよ、とはいえ大切な学校の備品に傷をつけてしまった罰として我々鬼塚教場は1周多く回ってきます!行くぞ!」

「『オウ!』」

良かったな、松田に降谷
班長の気遣いと機転のおかげで反省文は免れたぞ()
…でも1周増えた程度ではお前ら反省しないんだろな(遠い目)

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お気づきの方いらっしゃると思われます。そう、Aさん自分の事となると阿呆みたいに疎くなります
(ex.首席の件,今回の件)