うるせぇ喰うぞ (呪術廻戦) (ページ9)

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心臓へ流れた後、肺へ行き、その後脊髄や網膜を通って体全体に光の束が広がる

光の矢が刺さっている状態なはずなのに、痛くない、むしろなんだか心地よい

『･･･そういう事ね』

光の束は私の体に残っていた傷をドンドン治していく、そして大昔に怪我をした首元の切り傷まで薄くなって行った。そしてその光とともに美しく優しい母との記憶が過ぎる

これは

五｢君のお母さんの呪力、呪霊には恐怖や不幸を人間には優しさと愛を｣

｢相思相愛優先奪｣(そうしそうあいゆうせんだつ)

五｢本当に綺麗な呪力だよねぇ～呪いなのにまるで〝祈り〟みたいだよね｣

母の呪術式は幸せから恐怖へ陥れる笑夢幻聴格式、そしてその源である呪力が

この相思相愛優先奪。不器用な人だけど実は本当に愛情深く、心優しい人。

母にピッタリの呪術式だ。

そんな呪力を呪術式を私が貰っていいものなのだろうか

奪ってしまって申し訳ない

そんな気持ちを抱いていると

最後の光が指先で光り、消えてった

『ｯ、、は』

五｢うん！全部入ったねぇ｣

｢じゃぁこれから君には高専に通ってもらい特級呪術師になるべく鍛錬してもらうよ～｣

『うっす』

私に断る義理はない。自分の中にいる呪霊にそそのかされてほいほいと危険も考えず動いてしまった。大馬鹿者だから。

五｢あっちなみに君が宿儺の指を食ったのは君が自分の意思で食べたんじゃなくて中にいた呪霊に操られて食ったから君が悪いん訳じゃないよ～｣

『はぁぁぁぁ?!!!手呪?!!!!!!!!!!!!!』

《ｺﾞｯｺﾞﾒﾝﾈ》