1『普通』の子とは ページ2
呪術師とは
本来であらば見えぬ人間の負の感情から生まれ化け物『呪霊』を祓う者たち
その人数は何年減少していき、日本に何校もあった呪術師を育てる高校は今や日本には
2校となってしまった。そして年々人口が増えると共に増える『呪霊』
呪術師の世界は今人手不足の波に押されていた
――――――――――――――遡ること2年前
「A〜?帰ろ〜?」
『おっけーちょいまち』
いつものと変わらぬ学校を終えいつもの変わらぬようにまた家に帰る
宿題して、勉強して、部活に勤しんで
なーんて、「普通」の子達はそんな平和な日々を送ってるんだろうな〜
今横を歩いている友達の桜もきっとその中の1人
「じゃっ私ここで」
『おっけー、あっ桜ちょっといい?』
「ん?何?」
『最近さ、肩が異様に重くない?』
「んえ??なんで分かったの?!!!凄い!!!!!そうなのよ〜最近肩重くてさ〜」
『そんな桜ちゃんにAちゃんから魔法の呪文を唱えたあげよーう』
「www何それ」
『いいからいいから』
私は彼女の肩に付いている『呪霊』に向かいこう言う
『我が主の生贄になりたまえ』
シュッ
パク
瞬時的に私の中の「手呪」が口を開き肩の呪霊を吸い込むようにして食う
「え〜何それ〜wwwAがヲタクなの知ってるけど急にやられたら分からんよ〜」
『ごめんごめんwwwでどうですか?お肩の調子は?』
「え?!!!めちゃくちゃ軽いんだが?!!!やば!!!!!あんた魔法少女〇ギガか?!!!」
『それジャンル違うくね?()』
その後少し談話しながら家へ帰る
私は皆に見えないものが見える
それは決していいものでは無い
そしてその物を喰うのは
『オェッ、、』
ボタボタ
けして楽じゃない
それでも私があの異物達を祓うのは
ピロン
メッセージ「さっきの魔法の呪文めちゃくちゃ効いたよ!!!!!本当にありがとう!!!!!」
『ふふっ』
こうして少しでも幸せになる人が多くなると嬉しいと思うからだ
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作者名:レイ | 作成日時:2020年10月8日 18時