デンジャラスサザエさん～危険だよ（笑）～ (ページ2)

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偽りの平凡ページ2

「さー！起きなさーい！」

朝、磯野家にはいつも道理の朝があった。

「カーツーオー！はやく起きないと遅刻するわよー？」

起きると姉、サザエの笑顔がそこにあった。

いつもののんきで幸せそうな顔・・・

・・・・昨日ことは嘘だったのか？

そう信じたいが、昨晩のことは幻でもない。まぎれもない現実だ。

姉さんは・・・・人を殺した。

「・・・わかったよ姉さん。起きるよー。」

「あらカツオ。今日は素直じゃない！？なにかあるの？」

「・・・べつにぃ～！」

こんなところでうっかりばれたら困る。

僕はいつもの調子でちゃぶ台に向かう。

・・・が。

「磯野くーん！」

「！」

・・・ちっ。奴か。

花沢花子。

うるさい豚女だ・・・

どうせならチェーンソーで首を切り落としてやりたいところだがいまはできない。

いつか精神的に追いつめさせてやりたいもんだ。

「あら、花沢さん！カツオの彼女希望の・・・」

「あらやだ～。磯野くんがそんなことを～？」

「よしてよ二人とも～。いい加減にしないと～・・・」

・・・いい加減にしないとぶっ殺すよ？

「あ、磯野くん照れてるの～？」

「違うから。」

「・・・・・・・・。」

するといきなり花沢さんがマシンガンを構えたかと思うと、

いきなり僕の頭のすぐ横に放った。

ドゴォー・・ンパラパラ・・・・

「・・・・・・・・え？」

後ろを振り向くと、そこにあったはずの壁が・・・・

「もー、照れてるって言ってちょーだいよ―ｗｗｗ」

・・・・・・・こいつは一体・・・・！？