尊さ二十五個目 ページ28
tn「っ！はぁっ…！はぁっ………大丈夫か…！」
zm「遅かったなぁトント〜ン？もうシッマもAも食害の餌食やで？」
kn「ぉぇ……ちょ、ほんま…無理………」
『うっ…………ぇ…やば……』
走ったせいで息を切らしてるトントンとは違う意味で、私達も過呼吸になっていた。
ゾムがリアリティーがあったほうがいいとか言い出したせいで本当にバーガーを食べさせられた。
コネシマも巻き添えで。
こいつただただ食害したかっただけだろ。
zm「A〜？まだいけそうやな？ほらもう一個…」
tn「ゾムええ加減にしろや…！」
トントンが私の手を掴んで立ち上がらせた。
『ぁ…！……まって、トントン……！』
tn「っ…！………なんや…？」
『………っ……きもちわるいぃ…』
tn「えぇ！？いや、ちょっ…とりあえず我慢できるか！？」
あんなギスギスしていたのにいつもと変わらない会話に少し和んでしまう。
tn「あぁ…！！まず店出るぞ！
シッマは……どうにか頑張れ！！」
見捨てられたコネシマ。思わず鼻で笑ってしまった。
ふらふら足取りでトントンに引かれるまま着いていこうとすると、足が地から離れた。
tn「……すまん。いや、かもしれないけど少しだけ我慢してくれ」
トントンの顔が近い。
これは、お姫様抱っこ、というものなのだろうか。
『……はぃ……』
顔が爆発したくらい熱い。
それを誤魔化すように、この時間を堪能するように、トントンの制服に顔をうずめた。
___________
zm視点
「…………よかったんか？」
このあとの結末が予想できそうな二人を店から見送ったあと、隣にいるシッマを見る。
kn「…何言うとるん。」
「お前Aのこと好きやったやろ。」
kn「…っ！
…………いいんよ。Aが幸せな方で。
あいつの悲しい顔が見たくなかったんや。」
そう答える顔は今にも崩れそうだった。
「……シッマも大概やな」
kn「何がや」
いや？と誤魔化す。
kn「………もし、今回みたいにトントンが幸せに出来ないなら俺が奪うだけや。」
「……そうやな。
じゃ！今日はヤケ食いといくか！」
kn「はあぁ！？もう入らんて！！」
青春って難しいな、と呟いたシッマの頭をぐしゃぐしゃ撫でてコーラを差し出した。
どうか、幸せに。
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おしちゃん(プロフ) - めっちゃ好きです！！かわゆすぎて口元めっちゃ緩みましたw番外編とrbrさんの作品もみますね！！！！ (9月22日 19時) (
レス) @page33 id: 44c7a03b53 (このIDを非表示/違反報告)
白26(プロフ) - でびるさん» 本当にありがとうございます！！これからも元気いっぱいで更新頑張りますので、でびる様用のティシュも用意しときます！(笑) (5月9日 21時) (レス) id: 60fe05afdb (このIDを非表示/違反報告)
でびる(プロフ) - 白26さん» 作者様の作品の、発想や文章、心境の変化の入れ方などがとても大好きです。作品の盗用などはとても辛かったと思いますが、それを吹き飛ばすように私は（作品が尊すぎて）鼻血を出しながら応援します（）これからも投稿頑張ってください！ (5月9日 18時) (レス) id: 81d4ec34d4 (このIDを非表示/違反報告)
白26(プロフ) - でびるさん» 報告ありがとうございます！そうなんですね…過ぎた事は仕方ないと思って受け入れようと思います。それにパクりたくなるほど良い作品が作れたということで！(すみません)毎度報告をして下さり本当にありがとうございました！ (5月8日 21時) (レス) id: 60fe05afdb (このIDを非表示/違反報告)
でびる(プロフ) - 白26さん» またの報告すみません。今日確認したところ、この作者さんの作品が全部消えてました。多分、通報を受けて垢BANか垢捨てだと思います。垢捨てだったらパクリかどうかの判断もわからなくなるかと…。 (5月7日 21時) (レス) id: 81d4ec34d4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白26 | 作成日時：2023年4月15日 18時
