そっと ページ37
ジェノ side
のぼせたのかさっきのことではずかしくなったのか分からないけど、Aは顔を少し赤くして風呂から上がってきた。
「おかえり」
『う、うん』
「(笑)そんな固くならないでよｗ」
「おいで」
Aは俺の真正面に座った。
「フフ、気まずい？」
『い、いや、気まずいというか』
『は、恥ずかしい…』
何それ可愛すぎ。
「ねぇ、キスしてもいい？」
『えっ、ダメ//』
「えー、何でよー」
『今許したらカップル成立になっちゃう』
それは俺と付き合えないってこと、？
え、俺遠まわしにフラれた？
「振るならちゃんと振って？ｗ」
『え、あ、そういうことじゃなくて！』
『その、恥ずかしいし//』
『うーん、どう伝えればいいかな』
俺は思わずAにキスをした。
俺が言ったことに否定してくれたのが嬉しかったのか、
悩んでるAが可愛かったのか、
きっとどちらにも当てはまるだろう。
「じゃあ許可取らなくてもキスしていいんだ」
『いやっ、そういうことじゃ//』
『もう！』
Aは真っ赤な顔を見られたくなかったのか俺に抱き着いた。
『パボ…//』
「ハハ、キヨウォ」
『私髪乾かしてくるね』
「じゃあこっちに持ってきて。俺が乾かしてあげる」
『でも、私髪長いから大変だよ？』
「いいの」
2020年の時、髪をバッサリ切ったAは1年であっという間に元の長さに戻った。
どっちも似合ってるけど俺はロング派かなー。
それに今は黒髪だからありのままのAって感じですごく好き。
『じゃあお願いしまーす』
「はーい」
俺は少し濡れたAの髪にそっとキスをした。
ドライヤーのおかげでバレなかったけど。
バレてもいいと思ってる自分が少し恐ろしく感じた。
自分でも驚くほど俺はAが好きなんだな。
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lokior - popirさん» コメントありがとうございます！そんなこと言っていただけて光栄です泣これからも頑張ります！ (2022年2月28日 16時) (
レス) id: fd6c8e4d01 (このIDを非表示/違反報告)
popir - 今まで以上にドキドキしてます！もう評価10点じゃなくて100点をあげたいです笑これからも頑張って下さい！ (2022年2月27日 17時) (レス) id: a91619dbab (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：lokior | 作成日時：2022年2月23日 11時
