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地獄のお風呂場から一足先に上がった
あんな空気耐えられん…
しかし爆豪くんが私の近くにいるだと…！？
なんで自分にとって得の情報を今更知ったのだ！！
情けない…好きな人の情報を他人から聞くなんて情けない…
私は地べたに四つん這いになる形で、明らかに落ち込んでいるように見えた
「何してんだよそこで、邪魔だどけ鈍臭女」
『ｷﾞｬｧｧｧｧｧｧ』
「…うっせえええ」
さっきまで誰もいなかった休憩スペースに、急に話しかけられたら絶叫ものだ
「んだよそんな睨みつけて」
『いや、別に』
「だったらそこから退けろや」
『え、あ、ごめんごめん〜』
いや、爆豪くんだったのか…
むり、風呂上がりの爆豪くん死ぬ
むり、まじ死ぬ
タンクトップで顕になる筋肉と
少し水滴が着いている毛先
そしてニトロのような甘い匂い
締めは普段はツンツンしている髪の毛が今は下に下がっている
『ちょ、まじでやばい…カッコよすぎ…』
「んだよ」
爆豪くんに聞こえていたのか突っ込まれた
どうする私？
なんて言い訳する？
見惚れていましたって言うか？
言えるわけないじゃんんん！！！
『え、あ、月が綺麗だなって…あはは』
「…そうかよ」
と、急に不機嫌になった爆豪くんは私に向かって缶ジュースを投げてきた
『ちょ、危ないって！！』
「じゃーな」
そういって彼はすぐさまどこかへ行ってしまった
『え、なにこれプレゼント？爆豪くんからの？はあああああ？！？！』
今日は驚く事ばかりだ
あーあ、君に好きですって伝えられたらいいのにな〜
こんな遠回しの告白爆豪くん気付かないだろうな…
うーん！どうしたら爆豪くんに近づけるんだろう
てか、爆豪くん好きな人いるのかな？
まあ、いたらショックすぎるんだけどさ
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薇兎ｰらぅｰ(プロフ) - さほさん» ありがとうこざいます！復活しましたら一気に執筆致します！ (2021年9月28日 21時) (
レス) @page1 id: 4c9877fa31 (このIDを非表示/違反報告)
さほ - 作者さんお大事にしてください！！ (2021年9月28日 16時) (レス) id: 795b289884 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：らぅ
x他1人 | 作成日時：2021年9月26日 19時
