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3日目 深夜
私たちは宿泊施設に帰ってきた数時間前に
緑谷くんとビクビクしながら、終わらせてきたよ…
本格的で凄い怖かったぞ
唯さんのあれは誰でもビビるって！！
緑谷くんと洪水になりそうな量の涙を流しながら、帰還しました…
これは緑谷くんにパーカーを返して、先に戻っちゃった爆豪くんを追いかけてた時の出来事です
…………
『爆豪くん見たー？』
「爆豪くんなら帰っちゃったんよね」
『そうなのか…ん、ありがとう！』
一足先に終わっていたお茶子ちゃんに情報を貰い、宿泊施設に駆けつけた。
『帰宅するの早いって爆豪くん…緑谷くんも急にいなくなっちゃったし…』
緑谷くんもパーカー返したら、光の速さで消えちゃった。
全然見つからないので、男子部屋に突入してみた
そしたら…
『…いた！！』
既に人数分ひいてある布団に爆豪くんは寝ていた
熟睡中かしら…？
普段見せない彼の可愛らしい顔面を拝みながら、写真を撮りそうな手を紺青で止めた。
とったら普通に盗撮だからな…！！
爆豪くんの寝顔は皆のものだ…！！
この気持ちが時々、恋なのか推しへの愛なのかよく分からなくなる
『可愛いな…』
服を綺麗に畳んで枕の横に置いた
ちょっとした出来心だったんだ
ほんとにやましい気持ちがあったわけじゃない
寝顔が赤ちゃんみたいで、母性本能というのかな
右手の人差し指で爆豪くんの頬をツンツンと優しげにつついた
ほんとにソフトタッチで
「……A…」
名前呼ばれた瞬間にビンタしそうになった
その手を必死でもう片方の手で抑えて堪えた
『心臓に悪いって…まじで…』
彼に名前を呼ばれることなんて、意識しているうちは無かった
彼が私の名前を呼ぶのは、いつも私の意識が無いと彼が判断した時だった
私は寝たふりしてたんですけどね…！
つついていた手を彼の右手が掴んできた
ねぇ、まじでそろそろヤバいって
心臓持たん所では無い…！！！
これ本当に寝てるのか？起きてんだろ！！！
『起きてるのなら悪ふざけやめないかい！』
「……」
無言だった
てっきり私は寝相がいいと思っていたが、少しほんの少しだけ
寝てる時は無意識に甘えてくるのだと思った
掴まれた右手は次第に離され解かれた
『今だから言えるけど、他の女にこんな事したら許さないからね…』
そっと彼の耳元で呟いた
彼女でもないのに…
私はそそくさと出ていった
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薇兎ｰらぅｰ(プロフ) - さほさん» ありがとうこざいます！復活しましたら一気に執筆致します！ (2021年9月28日 21時) (
レス) @page1 id: 4c9877fa31 (このIDを非表示/違反報告)
さほ - 作者さんお大事にしてください！！ (2021年9月28日 16時) (レス) id: 795b289884 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：らぅ
x他1人 | 作成日時：2021年9月26日 19時
