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第15話 ページ16




おはようっていって笑って手を振ってくれる貴方

今日は朝一で見れたラッキー

2、3日いいこと無かったから今日はラッキー。そして一緒に学校に行く日々。校門前には今日はもまたイノシシ達が、がやがやしてたりモヤモヤする。私と今、浦田先輩が一緒に話してるのになんで浦田先輩はあの人たちに手を振るのよ...。


ちょっと憂鬱な気分のまま先輩と別れて授業もスタート


放課後


ちょうど1ヶ月後に行われる体育祭の準備が着々と行われた。実行委員会は今日の放課後委員会があるらしい。


春瀬先輩とも顔合わすのかな...。


高杉と一緒に教室に入ると、浦田先輩と春瀬先輩が向かい合って距離も近くて笑いあっていた。
その光景が今まで無い以上に、悲しくてつらくて逃げ出した。こんなにも弱いのか自分。すると、高杉に腕を掴まれた。


『離して!!』


ショックが大きすぎて今は誰とも話したくないよ。たとえ高杉でも。


『離さない。離したらお前は、倍悲しむ気がする。』


なんでそんな、わかり切ったような目をするの。こっち見ないでよ、、、高杉になんて今の私の気持ちなんて分からない


『こっち来て』


連れていかれるがままに屋上にゆっくりと連れて行かれた。


『ここに座って』


オレンジのベンチに誘導させ座らせた。高杉も隣に座った。


『とりあえず、お前は落ち着け。』


深呼吸をし空気を吸う 。今日は出られそうになさそう。


『ありがとう高杉』


あの時止めてくれなかったらきっとまた悲しむ。大泣きだろうな。でも不安な時誰かが一緒にいてくれたら1人より安心した落ち着く。高杉の言った通りだ。


『別に。お前の悲しむ顔なんて見たくねぇーし』

『そっか』


高杉ってやっぱ優しい。浦田先輩とは違う優しさだ。一緒にいて落ち着く。


『今日は委員会に出られそうにねぇし、美味しい店行くぞ。』


カバンを持って先に帰ろうとする高杉
元気づけてけれたのかな?嬉しい


『まてー!』


兄弟みたいにじゃれ合う私達は本当に仲がいいのかも。

当分、貴方を好きでいられそうにないかもです。



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わいなり〜 - うらたさん最後イケメンすぎたんですが…感想叫びますね。高杉いいいいいいいい!付き合ってくれええええええ!! (2019年7月26日 23時) (レス) id: 44c20bad9a (このIDを非表示/違反報告)
えのぐ(プロフ) - コメント失礼します。前作から好きでずっと見てきました!細かいところまで表現された感情がとても素敵です!今度こそ夢主ちゃんの恋が叶うのも見てみたいので、1意見としてお願いします。これからも応援してます! (2019年7月16日 21時) (レス) id: 659d961cb7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:薇兎ーらぅー | 作成日時:2019年7月16日 8時

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