パン屑10個 ページ12
彼を目で追っていると
今度は薬屋に入りまた直ぐに出てくる
終始俺に気付くことなく、彼の姿は見えなくなった
時は過ぎて、街の灯りが消えた頃
仕事を済まして、暗くなった街に出ていこうとした時
たまたま、偶然、みっどーが部屋を訪れた
正確には書類の提出をしに来ただけだけど…
出掛けることに気付いても、みっどーから言い出すのはレアで
"ﾐﾄﾞ｢パン屋さん行くんでｼｮ？俺もｲｸ｣"
バレてたとは思わなかったけど…w
でも、いざ来てみれば……こんな事になってたとは思わなかった
目を覚ました？それまで気絶してたってことになるけど…
昼間の出来事で何があったのか…
ｺﾝ｢⋯みっどー｣
ﾐﾄﾞ｢ﾝ？｣
ｺﾝ｢この国も、まだまだ変わる余地があるねぇ…｣
ﾐﾄﾞ｢⋯前の国王がｸｿだったからｼｶﾀﾅｲ｣
ｺﾝ｢らっだぁも、それを変える為に頑張ってるもんね…
俺らも頑張らなきゃなぁ〜｣
そう言いながらも、どうすればいいのかあまりよく分からない
他国も、参考に出来るような良い国は数少ないし…
どれもこれも、小さい国だから出来ることだ
この国と同等の大きさで、国民皆が幸せになれる対策……
ｺﾝ｢頭いたァい｣
ﾐﾄﾞ｢ﾀﾞｲｼﾞｮｳﾌﾞ？｣
ｺﾝ｢考える事が多過ぎてやになるw｣
ﾐﾄﾞ｢⋯⋯でも、ｺﾝﾁｬﾝなら出来るよ
キョーさんの探してた人も見つけれたｼﾞｬﾝ｣
聴き逃しそうなちいさな声でそう言われる
当人は恥ずかしいのか、すぐにそっぽを向きパンを咥えた
俺なら出来る、かぁ…
家族に期待して貰ってるなら、頑張らなきゃなぁw
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 43人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
_teto__teto_(プロフ) - とくめいさん» ありがとうございます｡これからもっと増えると思いますが…何卒、よろしくお願いします┏● (2023年2月27日 21時) (
レス) id: 81bd52e713 (このIDを非表示/違反報告)
とくめい - コメント失礼します。こちらのお話めちゃ好みに刺さりました！v.v.tの登場も熱い！応援してます更新ファイトです！(プレッシャーになりませんように…) (2023年2月26日 19時) (レス) id: e3803de454 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：_teto__teto_ | 作成日時：2023年2月14日 18時
