＿＿＿＿２２ ページ22
You side.
ラ「今日楽しかった？」
「はい！すっごい楽しかったです！」
ラ「良かった。」
目尻を下げながら柔らかく笑う先輩は、相変わらず私の手を握っていて。
今日1日で、何度も何度も勘違いしそうになった。
その度に、怖くなった。
ラ「じゃあさ今度の休みも、」
「あんまりこんなことばっかりしないでくださいよ。」
ラ「え....何で？」
「だって私たち、ウソの関係じゃないですか。」
先輩は女の子の扱いも遊ぶのにも慣れてて、私ばかり一つ一つの行動に一喜一憂して踊らされてる。
「ていうか、私が好意を向けないのが好都合だから一緒にいるんじゃないんですか？それなのにこんなにしてもらう必要も休日にわざわざ会う必要だってないですよね。」
期待して傷付くのが嫌で、保身の為に放った言葉は思ったよりも言葉先を鋭利に尖らせて口から出て行く。
少し顔を強ばらせ握った私の手をスルリと解きポケットに突っ込んだ先輩は、視線を前にやって低いトーンで、そうだったね、と呟いた。
ラ「こっちが頼んでる手前、してあげられることしてあげた方がいいかなって思っただけなんだけど。....そんな迷惑だったらいいわ。」
「迷惑とか、そういうんじゃなくて、」
みるみるうちに先輩の顔色が暗くなっていく。
あまりの空気感に足取りが重くなった。
ラ「....もうここでいい？俺寄るとこあるから。」
「だいじょぶ、です、」
先輩はポケットに手を突っ込んだまま、一度も笑顔を見せず背を向けた。
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cleam(プロフ) - y?さん» y?様、お返事が大変遅くなってしまい申し訳ございません……お恥ずかしながら通知を見落としておりました🙇🏻♀️今更ながら感謝をお伝えしたく返信をさせていただきます…！嬉しいお言葉ありがとうございました！ (12月14日 20時) (
レス) id: e2ba919ba9 (このIDを非表示/違反報告)
y?(プロフ) - とんでもないぎゅんぎゅんをありがとうございます！続きが見たくてみたくて苦しいです！ (7月16日 20時) (レス) @page39 id: a8178521aa (このIDを非表示/違反報告)
ﾗ ｲ ｽ(プロフ) - cleamさん» わああ、自担なので嬉しいです（ ; ; ） (2021年4月29日 6時) (レス) id: 6d246c6cb1 (このIDを非表示/違反報告)
cleam(プロフ) - ﾗ ｲ ｽさん» ﾗ ｲ ｽ様＾＾渡辺くんの新作アップしたのでお知らせに参りました〜！笑 楽しんでもらえたら嬉しいです◎ (2021年4月28日 21時) (レス) id: c295088e12 (このIDを非表示/違反報告)
ﾗ ｲ ｽ(プロフ) - cleamさん» お願いします＾＾ (2021年4月27日 0時) (レス) id: 6d246c6cb1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：cleam
| 作成日時：2021年4月15日 22時
