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You side.
こうして始まった、先輩と私の��ウソ��の恋人関係。
教室の真ん中で高らかに宣言して、SNSでもその話題で持ちきりになったはずなのに、先輩の人気は相変わらず落ちることはなかった。
『ラウール先輩！あの、もし良かったら今日お昼一緒に食べてもいいですか？』
学食に着くと、パンを買っていた先輩は今日も女の子たちに囲まれていた。
ラ「俺と？」
『はい....！』
緊張した面持ちの女の子。
先輩は困ったように優しい笑顔を溢した。
ラ「知ってるかもしれないけど、俺彼女出来たんだ。彼女のこと不安にさせたくないからさ。ごめんね。」
眉を下げながら女の子たちを傷付けないような優しい言い回しをする。
私も女の子と同じ立場ならきっと、その優しさにまたやられてしまうんだろうな。
ラ「あ、来た来た。」
私を視界に入れて近付いた先輩は、一段と優しい顔で私の手を取った。
「すみません、お待たせしてしまって、」
ラ「待ちくたびれちゃったよ。早くご飯食べよ？」
笑顔を作ったまま私の手を引いた先輩。
女の子たちの冷たい視線に耐えながら、先輩の後をついていった。
.
.
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連れてこられた屋上は鍵が掛かっていたのに、先輩はさも当たり前かのように鍵を取り出して扉を開ける。
先輩曰く『生徒会だから鍵を借りても何も言われない』らしい。
ガチャンと鍵を閉め、少し低めの声を吐き出した。
ラ「あーーーーー....だる、」
大の字になって空を仰ぎながら本音を零した先輩。
「毎日大変ですね、」
ラ「だから一緒にいてって言ってんのに誰かさんが来んの遅いから。」
「....なるべく早く行くようにします。」
少し縮こまって言うと、先輩は体を起こしながら悪戯に笑った。
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cleam(プロフ) - y?さん» y?様、お返事が大変遅くなってしまい申し訳ございません……お恥ずかしながら通知を見落としておりました🙇🏻♀️今更ながら感謝をお伝えしたく返信をさせていただきます…！嬉しいお言葉ありがとうございました！ (12月14日 20時) (
レス) id: e2ba919ba9 (このIDを非表示/違反報告)
y?(プロフ) - とんでもないぎゅんぎゅんをありがとうございます！続きが見たくてみたくて苦しいです！ (7月16日 20時) (レス) @page39 id: a8178521aa (このIDを非表示/違反報告)
ﾗ ｲ ｽ(プロフ) - cleamさん» わああ、自担なので嬉しいです（ ; ; ） (2021年4月29日 6時) (レス) id: 6d246c6cb1 (このIDを非表示/違反報告)
cleam(プロフ) - ﾗ ｲ ｽさん» ﾗ ｲ ｽ様＾＾渡辺くんの新作アップしたのでお知らせに参りました〜！笑 楽しんでもらえたら嬉しいです◎ (2021年4月28日 21時) (レス) id: c295088e12 (このIDを非表示/違反報告)
ﾗ ｲ ｽ(プロフ) - cleamさん» お願いします＾＾ (2021年4月27日 0時) (レス) id: 6d246c6cb1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：cleam
| 作成日時：2021年4月15日 22時
