新婚の朝（レンゲソウfamily） ページ2
ASide
おめでた婚を両親に反対されたまま、入籍し
新居に引っ越した翌日の快晴の朝。
？「…んっ…ﾌﾊｧ……わっ！…え？なんで？Aが隣で寝てんの！？
…あ！そうだった！笑
でも、なんか慣れないなぁ…
ま、いっか！可愛い寝顔を堪能しちゃえ〜」
私は妊娠5ヶ月を迎え、酷かった悪阻もおさまりつつあり
お腹の赤ちゃんが産まれて、幸せな日々を送っている夢を見た。
そういえば、そろそろ性別わかる時期か。
元気に産まれてきてくれたら私はどっちでもいいなぁ〜
そんな夢見心地のままでいると、身体がふわっと暖かくなる気がした。
と同時に、鼻先を擽るフルーティーなボディソープの香り。
あ、これは私の大好きな…
でも、どうして？
なんて不思議に思う隙はなく、首元に優しく細く長い腕がふわりと回される。
あぁ…私はとても安心できる腕の中に包み込まれていることを知る。
この腕と香りは、どうしてこんなにも安心するんだろう？
あっ、私たちは夫婦になったんだ！
抱きしめられた相手はラウであることに気付き、ここで目を覚ます。
『…ん、、』
ラウール「！…あ、おはよっ！どう？体調。」
なんて心配そうに上目遣いで見つめてくる。
抱きしめられてるからか、顔がすごく近い///
『おはよ。昨日よりはマシ？かな。』
ラウール「ほんと？ねぇ、無理してない？」
『うん。』
ラウール「ほんとよかったぁ…昨日あんな辛そうだったからすごく心配だったの。」
そう昨日は、引越しもままならない程に悪阻がツラくてSnowManの皆さんたちにもお世話になってラウにもずーっと背中をさすってもらってたからね。
『うんうん、ありがとう。今日は食欲も少しはありそうな気がするし、動けそうかな？』
ラウール「そっかぁ…だけど、無理しちゃダメだよ？これだけは僕と約束してよ。ね？」
『うん、約束するよ！」
ラウール「ありがとっ！じゃあ、下行こうよ。早くしないと僕、遅刻しちゃう〜！」
それからゆっくりと起き上がり、手を繋ぎ寝室を後にした。
そんな感じで始まったラウと私の新婚生活初日。
さぁーて、今日はどんな1日になるのかな？
あと、お兄ちゃんにも相談したいことあるしな…
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