スターゲイザー【短編集 / 3】

全部君が【ナーガ】リクエスト ページ5

A「…あぁー…疲れたぁ…」

バランス「お疲れ〜。ナーガもAちゃんもゴイスーだったよー！」

ナーガ「そうか…。…っ、凄く疲れた…」

それもそのはず、ナーガとAが ある惑星の調査に向かった際、ダイカーンが現れたため、戦闘しなければならない状態になってしまったのである。

A「ダイカーン出るとか聞いてないよ〜…」

そう呟きながらブリッジに向かうと、ショウが お疲れ様〜、と声をかける。

ショウ「いやぁ〜、実に大変だったねぇ」

A「……。スパーダ、お腹空いた」

Aはショウを呆れ顔で見つめた後、スパーダにそう言う。

スパーダ「ふふっ、そう言うと思って…じゃんっ！作っておいたんだ」

A「おぉ…さすがスパーダ。ありがとう。
…そうだ、ナーガも食べようよ」

ナーガ「いや、俺は遠慮しておく」

A「…？あ…疲れてるから？」

ナーガ「あぁ…すまない」

スパーダ「うん。疲れてるならしっかり休んだ方がいいと思うよ」

A「じゃあ…しっかり休んでね、ナーガ」

ナーガ「ありがとう…」

そう言ってナーガは自分の部屋へと戻っていった。




A「ん〜と、ここだよね…」

あの後、Aは不意にナーガの事が気になり、ナーガの自室の来ていた。

A「寝てるのかな…」

部屋の扉を開けて中に入ると、ベッドの中で眠っているナーガの姿があった。

A「…」

Aは眠っているナーガを見つめていると、何故か少しずつ顔が熱くなってくるを感じる。

A「……っ」

すると、突然ナーガの目が開く。

A「！？なっ…」

ナーガ「…A…？」

A「あ、うん、ごめんね、寝てたのに…！」

ナーガ「あぁ、別にその事なら気にしなくてもいい」

A「う、うん…」

全部君が【ナーガ】(終)→←心も身体も【バランス】(終)

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す