貴女だけの執事【ツルギ】リクエスト ページ26
A「あー…やっと休憩……っ」
庭にあるテーブルに机に顔を伏せてそう言うA。
ツルギ「お疲れ様です、お嬢様」
A「ん…毎日毎日勉強って……つまんない…」
ツルギ「おいおい、そんな事言わないで…なっ?」
そんなAを宥めるようにカップを差し出すツルギ。
A「…教えてくれるのがツルギじゃなかったら…多分、いや…絶対に勉強してない」
ツルギ「…!講師が別でも、勉強はしなくてはいけませんよ?」
A「やだ。…僕はツルギが良いの〜」
ツルギ「はぁ…分かりました。
勉強もしっかり教えますし、お嬢様のもとからは何があっても離れませんから」
A「…ほんと?」
ツルギ「…あぁ。本当、です」
A「!やったぁ!ずっと一緒、ねっ…!」
そうにこりと笑いかけると、ツルギはさっとAに背を向ける。
A「……?ツルギー?」
ツルギ「……はい」
A「どうしたの?」
ツルギ「…別に、何も…」
気になったAは椅子から立ち上がり、ツルギの方へと回り込む。
ツルギ「っ!?」
A「ねぇ、ツル__ぎ…?」
Aが目にしたのは、顔を真っ赤にさせて驚いているツルギだった。
A「え……ツルギ…?顔赤いよっ…?」
ツルギ「だ、大丈夫だ、気にするな…っ////」
A「…?」
ツルギ「っ……////」
A「…あの、ツルギ?本当に大丈夫なの?」
ツルギ「大丈夫ですからっ///
……だいたい、誰のせいでこうなったと…////」
ぼそっとそう呟くと、Aは首をかしげる。
A「…?大丈夫ならいいんだけど…」
ツルギ「そ、それより…休憩なんですから、休んだ方が良いのでは?」
ツルギが気を取り直してそう言うと、Aは安心したような表情を浮かべてこう言う。
A「ん?…あー、大丈夫だよ。
ツルギといたら自然とリラックスできるし…」
ツルギ「…そう、ですか」
A「そう言うツルギも休んでいいんだからね〜?」
ツルギ「…ありがとうございます。
ですが、俺様は伝説ですからね。休憩は必要ありませんよ。
…それに、お嬢様と共にいれるだけで結構癒されるんですよ?」
A「…えっ、あ、そうなの…?」
ツルギは はい、と優しく笑いながらそう言う。
A「そっかぁ…お互い一緒なんだね」
くすっとAが笑うと、ツルギもつられてくすりと笑う。
ツルギ「相性バッチリ、ってところですね」
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SRKB - 返事遅くなってごめんなさい。気長に待ってます。後お願いがあります。ガルヒロインにキスしたとき口紅の跡がついてほしいです。 (2018年8月13日 23時) (レス) id: 8f3c22ff74 (このIDを非表示/違反報告)
抹茶* - SRKBさん» 初めまして…!わぁぁ、ありがとうございます!ガル、かっこいい中に抜けてる感じもあって良いですよね* リクエスト了解しました! 現在忙しくて遅くなるとは思いますが、待っていてくださると嬉しいです…!! (2018年5月16日 20時) (レス) id: dd34791d6e (このIDを非表示/違反報告)
SRKB - 初めまして、あなたの作品面白かったです。私はキュウレンジャーの中でガルが大好きです。リクエストをお願い出来ますか。まずヒロイン相手はガルでヒロインは男口調の僕っこ娘でガルが乙女になってしまいヒロインと甘い一日の小説をお願いします。長くてごめんなさい。 (2018年5月11日 23時) (レス) id: 8f3c22ff74 (このIDを非表示/違反報告)
抹茶* - 風音さん» 嬉しいお言葉とリクエストありがとうございます! スティンガーと小太郎の取り合い了解しました! 最近更新できていなくて本当に申し訳ないです……。ですが、これからも頑張りますのでよろしくお願いします!! (2018年5月7日 20時) (レス) id: dd34791d6e (このIDを非表示/違反報告)
風音 - めっちゃ面白いです!リクエストなんですが。スティンガーと小太郎の取り合いをお願いしてもよろしいですか?これからも頑張って下さいね!! (2018年5月3日 8時) (レス) id: 13336bb2ad (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:抹茶* | 作成日時:2017年11月25日 11時