スターゲイザー【短編集 / 2】

二人きり【スティンガー】リクエスト ページ50

A「スティンガーにぃ、ぎゅってしよ」

スティンガー「断る」

A「えっ、な…なんで？」

スティンガー「何が何でもダメだ」

スティンガーがそう発すると、Aは しゅん…とした表情で肩を落とす。

A「どうしても…だめ…？」

スティンガー「っ……！」

眉を下げて見つめてくるAに、スティンガーは「少しだけだぞ…」と言って腕を広げる。

スティンガー「…ん」

A「！…えいっ…！」

Aはぎゅっとスティンガーに抱きつく。

すると、スティンガーは愛しそうにAを抱きしめる。

スティンガー「……可愛い…」

A「！…え、今…なんて…？」

スティンガー「か、可愛いって言ったんだ！///悪いか…////」

一番驚いているのはスティンガー自身のようで、だんだん顔が赤くなっていく。

A「…！スティンガーにぃも、かっこいいよ」

スティンガー「っ、…早く離れろ///」

A「やだよ、離れたくない…」

スティンガー「……あぁ、もう…勝手にしろ…///」

A「…ありがとっ」

Aはスティンガーの頬にキスを落とす。

スティンガー「！？…こういうのはこっちからやるものだろう…」

そう言い、Aに触れるだけのキスをする。

A「ん……」

その後スティンガーは、Aの頭を優しく撫でる。

A「！…な、に？///」

スティンガー「別に…やりたかっただけだ」

A「…///…スティンガーにぃ」

スティンガー「…？どうした？」

A「また…二人でどっか行こうね？」

スティンガー「！…あぁ。そうだな」

スティンガーはそう微笑み、Aにキスをした。

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