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月夜の騎士【スティンガー】(終) ページ20

A「っ…!」

ダイカーンはその隙をつき、Aを捕まえる。

ラッキー「!Aを離せっ!!」

「離せと言われて誰が離すか!」

スティンガー「貴様…っ!」

小太郎「っ…今攻撃したら、Aちゃんに当たっちゃうよ…!」

ラプター「どうしましょう…っ」

ツルギ「なんてこった…!!
…っ、ここは一旦退くぞ!」

スティンガー「良いのか!?Aが…!」

ツルギ「今俺様達は攻撃できないんだぞ!?
ここでやられたらどうするんだ…!」

スティンガー「……っ」

ラッキー「おいっ、とにかく戻るぞ!」

その言葉を合図に、それぞれボイジャーに乗りこんだ。





「…どうだ、今の気分は?」

A「最悪だよ?
まさかダイカーンに誘拐される日が来るとはね〜…」

「何故そんなに平気でいられる?」

A「?だって…助けに来てくれるって信じてるから」

「助けに…だと?笑わせるな。助けになどこない」

鼻で笑いながら言うダイカーンに、Aは溜め息をつく。

A「そんなの分かんないよ?
……まぁ…分かってるけど」

「どうだかな。…おいお前ら、行くぞ」

そう言うと、周りにいたインダベーがダイカーンについていく。

A「……もう夜か…。
…いつまでここにいればいいのかな…」

小さく呟くと、突然窓がパリンッと割れる。

A「!!」

「…待たせたな。A」

A「_!スティンガー…にぃ…?」

スティンガー「待ってろ、今といてやる」

窓から飛び降りると、Aに近寄り、縄をとく。

スティンガー「大丈夫だったか?」

A「えっ、あ…うん」

スティンガー「…?どうした?」

そう問うと、Aはスティンガーに抱きつく。

スティンガー「っ__!!」

A「ありがとう。
……正直、ちょっと怖かった」

スティンガー「…!そう、か…」

スティンガーも抱きしめ返すと、Aは安心したように微笑む。

スティンガー「…帰るぞ。
あいつらが来たら面倒だからな」

A「うんっ」

頷くと、スティンガーはAの髪をくしゃりと撫でて、優しく笑う。



スティンガー「…Aは俺が守るから。」

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抹茶* - レイ君(仮)さん» リクありがとうございます。 スティンガーさんとナーガ君の取り合い了解しました! 遅くなりますが、待っていてくださると嬉しいです。 (2017年11月5日 23時) (レス) id: dd34791d6e (このIDを非表示/違反報告)
抹茶* - ねむねこさん» リクありがとうございます。 ナーガ君とショウ司令の取り合い了解しました! 遅くなりますが、待っていてくださると嬉しいです。 (2017年11月5日 23時) (レス) id: dd34791d6e (このIDを非表示/違反報告)
レイ君(仮) - ナーガとスティンガーの取り合いで、お願いします!! (2017年11月5日 20時) (レス) id: ad2d02dcde (このIDを非表示/違反報告)
ねむねこ - リクエストで、ショウとナーガの取り合いよろしいでしょうか… (2017年11月5日 18時) (レス) id: 27738059ea (このIDを非表示/違反報告)
抹茶* - ヒロさん» そのリクエストは既に配慮しているので、後日書かせていただきます。 早めに書けるように頑張ります…! (2017年11月3日 20時) (レス) id: dd34791d6e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:抹茶* | 作成日時:2017年9月11日 22時

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