スターゲイザー【短編集】

暖かい【バランス.ナーガ】リクエスト ページ17

A「バランス〜」

ナーガ「遊びに来た…」

ナーガとAがバランスの部屋に行くと、何かの箱を持ったバランスが。

バランス「あ！ナーガ、Aちゃん！
良いところに来たね♪」

ナーガ「？どうした、バランス」

A「どーしたの…？」

バランス「チキュウで美味しそうなクッキー見つけたからさ、三人で食べようよ！」

A「へぇ…クッキーかぁ…」

ナーガ「クッキー…食べ物か？」

バランス「そうだよ〜♪サクサクしてて美味しいんだ〜！」

バランスがそう言うと、Aは頷く。

バランス「ほら、食べてみなよ」

バランスはナーガに一枚クッキーを渡す。

そして、ナーガはクッキーを口に入れる。

ナーガ「…。…美味しい…」

バランス「わぁ…！ナーガ、ちゃんと笑えてるね♪」

ナーガ「…！そうか…？」

ナーガはもう一度微笑む。

A「…うん、笑えてる」

ナーガ「なら良かった。…ただ…」

バランス「ただ？」

ナーガ「バランス達といると…この辺りがポカポカする。
…これはどんな感情だ？」

ナーガは自分の胸に手を当てながらそう言う。

A「ポカポカ…暖かくなる…感じ…？」

バランス「そっかー♪
僕もナーガ達といるとポカポカするよ〜♪」

A「僕も…」

バランス「感情かぁー…、簡単に言えば楽しいとか嬉しいとかかな？」

A「そうかも…ね」

ナーガ「楽しい……嬉しい…」

A「んん〜ｯ、……考えてたら眠くなって来たかも…ふぁ…」

バランス「そーだねぇー…っ…！
よし、いつでも出動出来るように一旦メインルーム行こうか！」

ナーガ「分かった」


三人はメインルームにつく。

バランス「よーっし、三人で眠っちゃおうか〜♪」

ナーガ「あぁ…」

A「…ん…」


それからしばらくして、ラプターが部屋に入ろうとすると、ハミィに腕を引かれる。

ハミィ「ラプター、出来るだけ静かにしててね。三人寝てるから…！」

よく見てみると、手を繋ぎながらスヤスヤと眠っている
バランス、ナーガ、Aがいた。

ラプター「へ？あっ…！分かりました。
それにしても…ふふっ、この三人、とっても仲良しですね」

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