明日は元彼。【JH】 (ページ2)

今日:1 hit、昨日:1 hit、合計:14,253 hit

2 ページ2

可愛いと言ってくれたワンピースに腕を通す。

あれから私は髪を赤く染めた。

いつもの駅で彼を待つ。

ワイヤレスイヤホンを耳につけ、大きめの音で好きなガールズグループの曲を流す。

肩をとんとたたかれる。

ジョンハンが来たと振り向けば、そこにはチェスンチョルがいた。

「何してるんですか？チェ氏？」
「ジョンハンの伝言」
「だと思いました。」

実際こんなことは初めてじゃない。いけなくなったとDMで伝えてくれればいいのに。

「なんですか？デートでもしてくれるんですか？」
「どうしたい？」

「荷物持ち、します？」
「はぁ、お前さ。」

スンチョルはジョンハンのいつメン。

何回も話したことはあるし、ドタキャンをいつも伝えに来るのは彼の役目だった。

「スンチョルって暇なの？」
「せめて敬語使えよ。」

結局、ジョシュアさんのバーに行くことになった。

「いらっしゃい、Aちゃん。いつものでいい？」
「ジョシュアさんはいつ見てもかっこいいですね」
「ありがとう」

ジョシュアさんを彼氏にしたらどうなっていたんだろう。

あり得ない世界線を想像してみるも全く予測がつかない。

結局二人にあの茶髪の女の人についてを聞けず、せっかくのデートの日を駄弁って終わりになってしまった。