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り「Aちゃん…俺、Aちゃんが好き」
『……え?』
空には花火が鳴り響く中、りょうくんは私にキスをして告白をしてきた。
全ての事が初めてすぎて頭の中が混乱してる。
でも私もりょうくんの事が好きだし…もう思い切って…!!
『わ、私も…りょうくんのことが…』
り「ストップ」
私はりょうくんの返事をしようとすると彼は、待って!!、と私の唇に人差し指を指した。
り「返事は岡崎に帰ってきた時でいいから」
『でも……』
り「大丈夫。俺待ってるから」
『ありがとう…必ず戻るから』
しばらく2人で花火を堪能し、その後は皆で合流し私は転校する事を伝えた。
て「うそッAちゃん転校するの!?」
し「寂しいよ〜」
『皆短い間だったけどありがとね』
ゆ「でも近いとこだったら会いに行けるんじゃない?」
て「そうだ!!ゆめまる頭いい!!」
と「で、転校先はどこなのさ」
『……アメリカ』
「「アメリカ!?」」
し「アメリカだったら安易に会いに行けないね…」
『ごめんね皆……でも必ず岡崎に戻ってくるから!!』
て「俺達、Aちゃんが必ず戻って来るの信じてるから!!」
『みんな…ありがとう』
離れるのが怖く辛かったけど皆からの温かい言葉で少し元気がでた。それにりょうくんからの告白も嬉しかった。
私絶対岡崎に戻ってくるから
だから私の事忘れないでね
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作者名:ぺぺぺ | 作成日時:2021年11月22日 0時