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6人で行く市内探索。どこに連れてってくれるのだろうか。
て｢着いたよー!!やっぱ岡崎っていったらここでしょ!!｣
り｢なんでお前が仕切ってんだよ｣
『ここは…？』
り｢岡崎城だよ｣
し｢岡崎観光っていったらここしか思い浮かばないよね｣
『すごーい!!綺麗…!!』
り｢中入ってみる？｣
『うん』
私達は岡崎城の中に入り、展望台に向かった。
『すごーい!!』
展望台に行くと岡崎市内を一望することが出来た。
空も快晴に恵まれとても気持ちいい。
り｢どう？岡崎気に入って貰えた？｣
『うん。とっても!!』
今までこんな観光みたいなことは無かったから、街の景色を見れて嬉しい。みんなに感謝だ。
皆で岡崎の景色を堪能していると、どこからかグゥーとお腹の音が聞こえた。
し｢ごめーん。お腹空いたー｣
て｢たしかに俺もお腹すいたなぁ｣
ゆ｢だったら公園のとこの茶屋行かない？｣
て｢いいねぇ!!行こう!!｣
私達は岡崎城から出て茶屋に向かって歩いていく。
ゆ｢あった!!ここここ!!｣
り｢ここの団子美味いんだよ｣
し｢すみませーん。団子くださーい｣
注文すること数分で団子がやって来た。
り｢はい、Aちゃん｣
『ありがとう』
私はりょうくんから団子を受け取り、パクッと一口……
『……美味しい!!』
今まで食べた団子で1番美味しい!!
出来たてでもあって温かみがあるし香ばしさもある。
り｢良かった、喜んでもらえて｣
皆で団子を頬張ってる中、としみつくんだけ団子とは違うものを食べているのに気づく。
あれはなんだろう…平べったくてタレが付いてる。
『としみつくん…それは何？』
と｢ん？これ？五平餅。食ってみるか？｣
としみつくんはその五平餅を私の前に出すと、私も小さく一口齧る。
……美味しい!!
団子と違う食感に甘しょっぱいタレ…こんなの初めて食べた!!
『美味しい!!美味しいよこれ!!』
と｢そっか。気に入ってくれて良かった｣
としみつくんの表情がさっきより一変明るくなった。
良かった、としみつくん優しい人で安心した。
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作者名：ぺぺぺ | 作成日時：2021年11月22日 0時
