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し｢それでさぁ、俺がよく行ってる電気屋の店長がりょうくんそっくりでさぁ｣
り｢いやいや、おかしいでしょ笑｣
あれから私はりょうくんの他に、しばゆーくんが加わり3人でお昼を摂ることになった。
しばゆーくんが加わる事で私達を笑わせてきて、場が盛り上がった。
し｢そういえばもうすぐゴールデンウィークだけど、皆予定とかあるの？｣
『私は特に…』
り｢俺は部活だなぁ。大会も近づいてるから｣
し｢そっかー。皆で遊びたいと思ってたんだけど｣
り｢でも部活の後なら大丈夫だよ｣
し｢マジで？じゃあどっか行こう!!｣
り｢行くってどこにさ｣
し｢うーん。なんだろ…Aちゃん、どっか行きたいとこない？｣
『私まだ岡崎のこと詳しくないから…』
り｢だったら岡崎を案内するってのはどう？｣
し｢いいねー!!賛成ー!!｣
という事でゴールデンウィークは、りょうくんとしばゆーくんの2人に岡崎を案内される事になった。
今まで友達と遊ぶことは全然なかったからとても楽しみだ。
***
そして当日。
私は集合場所の校門前にいた。
りょうくんは部活の後に来るって言ってたが、もう1人のしばゆーくんが未だに来ない。
スマホを確認すると｢寝坊したから遅れる(´･∀･｀)｣って連絡が入っていた。
りょうくんの部活が終わるまでまだ時間があるし…
私は時間つぶしで鞄の中に入れといたノートとペンを取り出して、お絵描きを始めた。
『──よしできた』
ノートには小さい頃からよく描いていたオリジナルのキャラクターを描いた。ゆるふわでとても描きやすい。
名前は特につけていないが結構親しみのあるキャラだ。
そろそろこの子にも友達ポディションの子が欲しいな。
こんな子はどうだろう…とノートに何体かキャラを作ってみる。
『うん。いい感じ』
り｢相変わらず絵上手いね｣
『り、りょうくん!?』
いつの間にか私の背後にりょうくんがいた。
結構集中してたせいか全然気づかなかった。
り｢おまたせ。しばゆーは？｣
『それが寝坊したらしくて』
り｢なんだよ。アイツが出かけたいって言ってたくせに｣
『きっともう少しで来るよ』
て｢あれ？りょうとAちゃん｣
ゆ｢2人して何してるの？｣
しばゆーくんを待っていると、てつやくんとゆめまるくんがやって来た。
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作者名：ぺぺぺ | 作成日時：2021年11月22日 0時
