40.サンタコス�� ページ40
翌日。
『おはよー』
り｢おはよー｣
虫｢Aちゃんおはよー。昨日のサブチャンの再生数と高評価凄いよ!!｣
『あぁ、きっと私のサンタコスの効果だね』
り｢Twitterの方も結構いいね付いてるよ!!｣
『もう恥ずかしいからやめてよ!!』
と｢うぃー｣
虫｢あ、としみつおはよー…ってとしみつマフラーしてる｣
『え？』
としみつくんの方を振り向くと、昨日私がこっそりプレゼントしたマフラーが巻かれていた。
り｢そのマフラーどうしたの？｣
と｢んー、サンタさんが来た｣
り｢サンタさんって…子供じゃないんだから!!｣
と｢ホントだって!!｣
虫｢もうそれより今日の撮影、時間かかるから早めに準備しないと｣
り｢そうだった!!｣
虫さんとりょうくんは撮影の準備で私達の元から居なくなり、今は私ととしみつくんの2人きりの空間になった。
『……』
と｢あ、あのさA｣
『な、なに…？』
と｢これ…お前からのなんだろ｣
これ、とマフラーを指差すとしみつくん。
私はギクッとしながら『違うよ』と答える。
と｢ふーん。昨日帰る時鞄の中に入ってたけどお前じゃないのか｣
『き、きっと優しいサンタさんが来たんだよ』
と｢んじゃ、その優しいサンタさんにお礼にでも言ってくるかな｣
そう言いながら彼は私の方にやって来て、私の頭を撫でてきた。
と｢ありがとな優しいサンタさん…｣
『……えっ？』
と｢そんな優しいサンタさんに少し遅くなったけど…｣
としみつくんはカバンから緑色のリボンにラッピングされた赤い袋を私に渡した。これってクリスマスプレゼント？
と｢本当は昨日渡すつもりだったけど、中々抜け出せなくて…｣
私は『開けてもいい？』と問いかけると、｢おう｣と答えてくれた。
ゆっくりとリボンを解くと袋の中には赤いマフラーが入っていた。
と｢ちょっと貸して｣
としみつくんはマフラーを私に巻いてくれた。
と｢どうだ？｣
『うん、暖かい。ありがとうとしみつくん』
お互い笑顔でいると、ガチャっと玄関の扉が開く音が聞こえた。
て｢わりぃわりぃ寝坊した…って何してんの？｣
『い、いや別に何も!?』
て｢ふーん…って2人してマフラーしてるけどもしかして…｣
と｢ち、ちげぇ!!これは…｣
『う、うん!!これは…』
｢『優しいサンタさんが来た』｣
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ぺぺぺ(プロフ) - こぶーさん» こぶー様コメントありがとうございます！他にも緑くん落ちの小説を作っているので、そちらもよかったらお願いします！ (2022年1月6日 20時) (
レス) id: 83a7dfa38f (このIDを非表示/違反報告)
こぶー - としみつに終始きゅんきゅんでした！素敵な小説ありがとうございます！！！ (2022年1月6日 16時) (レス) @page45 id: 12a3fd5c7f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぺぺぺ | 作成日時：2021年11月3日 1時
