39.サンタコス�� ページ39
クリスマス当日
『め、メリークリスマス……』
と｢何で俺が……｣
り｢しょうがないじゃん。じゃんけんで負けたんだから｣
じゃんけんの結果としみつくんが負けて、私ととしみつくんがサンタコスを着ることになった。
て｢可愛いよAちゃん!!｣
し｢ｱﾊﾊｯ!!としみつの女装ウケる!!｣
パシャパシャと写真を撮ってるてつやくんに、サンタコス見て爆笑しているしばゆーくん。
『笑うなー!!撮るなー!!』
と｢てめーら覚えてろよ…｣
り｢それよりサンタさん、プレゼントちょうだい？｣
『はぁ…もう……はい』
私は事前に用意したお菓子の詰め合わせをみんなに配った。
て｢やったー!!Aちゃんからのプレゼントだぁ!!｣
虫｢わざわざありがとね｣
『はい、としみつくんも』
と｢さんきゅ｣
し｢Aちゃん、今年は彼氏に何かあげたの？｣
『か、彼氏!?彼氏なんかいないよ!!今年もおひとり様だよ』
虫｢でも気になる人はいないの？その人にプレゼントとかしないの？｣
『い、いないよ!!それよりケーキ食べよ!!』
その後みんなとわいわい話したりゲームして楽しんだ。
そんな中私は一旦席を外し、自分の鞄を持って誰もいない部屋に行った。
『はぁ…危うくバレるとこだった』
私の鞄の中には緑色のリボンでラッピングされたプレゼント。中身はマフラーで今の季節にちょうどいい。
直接渡すのは恥ずかしくて、こっそり鞄の中に忍ばせようという作戦。渡す相手は今みんなと楽しんでいる最中。
私はこっそりと相手の鞄の中に忍ばせようとすると……
｢A？｣
『…ッ!?と、としみつくん!?』
と｢なにやってんだ？｣
『な、なんでもないよ!!』
と｢ふーん。あのさA｣
『な、なに？』
と｢い、一緒に写真撮らねぇか？｣
『え…うん。いいよ』
私はとしみつくんとサンタコスでツーショットを撮った。
と｢さんきゅ。これからサブチャン撮るから早く来いよ｣
『うん』
としみつくんは写真を撮り終わると皆の元に戻って行った。
よかった。バレてないみたい。
とりあえず早く鞄に入れて戻らないと……
『……よし。これで大丈夫』
私はとしみつくんの鞄の中にプレゼントを入れて皆の元に戻った。
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ぺぺぺ(プロフ) - こぶーさん» こぶー様コメントありがとうございます！他にも緑くん落ちの小説を作っているので、そちらもよかったらお願いします！ (2022年1月6日 20時) (
レス) id: 83a7dfa38f (このIDを非表示/違反報告)
こぶー - としみつに終始きゅんきゅんでした！素敵な小説ありがとうございます！！！ (2022年1月6日 16時) (レス) @page45 id: 12a3fd5c7f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぺぺぺ | 作成日時：2021年11月3日 1時
