23.風邪�� ページ23
あぁ…頭重い……
熱は……って37.5…
はぁ…気持ち悪いけど何か食べよう……
冷蔵庫に何かないかな……って何も無い。
あ、今日の撮影の後に買い物行こうと思ってたんだ。
仕方ない…強行突破して買い物に行くしかない。
とりあえず今日のご飯だけでも欲しい……
『…着替えるのしんどい』
私はパジャマの上に上着を羽織い、玄関の扉を開けると……
と｢あ……｣
『…としみつくん？』
と｢どこ行こうとしてんだ？｣
『ちょっと買い物に…』
と｢馬鹿か。風邪ひいてるのに出かける奴がいるか？｣
『ここにいます…』
と｢はぁ…飯買ってきたから戻れ｣
私はとしみつくんに背中を押され部屋に戻された。
と｢皆から見舞い預かってきた。ざわくんは薬。りょうは冷えピタ。ゆめまるは栄養剤……｣
としみつくんは袋の中から皆からの見舞い品を出していく。
と｢しばゆーは…何だこれ？ポケモンカード？てつやに関してはフィギュア？｣
てつやくんとしばゆーくんは見舞い品に相応しいか謎の物を送られてきた。彼ららしいのかな？
と｢俺も何か飯の材料買ってきた。飯は食ってんのか？｣
『まだ食べてない…』
と｢ったく…何か作るからベッドで待ってろ｣
再び私は彼にベッドまで誘導された。
と｢ほらよ｣
『…冷たっ!?』
としみつくんは寝ている私のおでこに冷えピタを貼った。
いきなりすぎてびっくりした。もう少し優しくする事はないの!?
彼は｢飯作ってくるから何かあれば呼べよ｣とキッチンの方へ消えた。
はぁ……冷えピタが気持ちいい。
まさかとしみつくんがお見舞いに来るなんて思いもしなかった。
さっきの胸の痛みも和らぎ、温かく感じる。
どうしたんだろう。今までそんなこと無かったのに…
と｢Aー｣
『なっ!?なに!?』
と｢どんぶりどこにあんの？｣
『あ、右上の引き出しに入ってるよ』
と｢…あ、あった。…ってお前顔赤いぞ｣
『えっ!?うそ？』
としみつくんは一度調理を止め、私の元にやって来た。
と｢熱上がったんじゃねぇの？｣
『だ、大丈夫だよ!!』
としみつくんは熱がないかと私のおでこを触ってきた。
『と、としみつくん!?』
と｢うん。大丈夫だな｣
『…って、おでこに冷えピタ貼ったままの状態で触る？』
と｢あ、そうだった｣
『…プッ、やっぱとしみつくん面白い!!』
と｢うっせ!!飯できるまで寝てろ!!｣
としみつくんは少し顔を赤くしてキッチンに戻った。
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ぺぺぺ(プロフ) - こぶーさん» こぶー様コメントありがとうございます！他にも緑くん落ちの小説を作っているので、そちらもよかったらお願いします！ (2022年1月6日 20時) (
レス) id: 83a7dfa38f (このIDを非表示/違反報告)
こぶー - としみつに終始きゅんきゅんでした！素敵な小説ありがとうございます！！！ (2022年1月6日 16時) (レス) @page45 id: 12a3fd5c7f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぺぺぺ | 作成日時：2021年11月3日 1時
