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『……ん？ここは？』
私は謎の空間にいた。ここは夢の中？
私は周りを見ていると、としみつさんの姿があった。
と｢A｣
としみつさんは私の事をサクラでは無く、名前を呼び抱きしめてきた。
『としみつさん!?』
と｢俺…前からお前に言いたかった事があるんだ｣
言いたかった事？
私は緊張しながら『何ですか？』と問いかけた。
と｢俺…実は……Aの事…す──｣
〜♪
『…ん』
遠くからスマホのアラームが鳴った。
結局としみつさんが言いたかった事が聞けなかった。
一体何だったんだろうと思いながらスマホを探す。
あれ？たしか近くに置いたはずなんだけど…と思っていたら、何故かベッドの上にいた。
たしか床の上で寝ていたはずなんだけど…と思ってると、更に私の背後に違和感を感じた。
『……きゃぁぁぁ!!』
私の背後に何故かとしみつさんが寝ていて、しかも私の事を抱きしめていた。
『と、としみつさん!?』
どうして同じベッドで寝てるの!?
もしかして私が寝てる間に何かされた!?
私は恐ろしくなってとしみつさんをたたき起こした。
『としみつさん!!起きてください!!』
と｢……ん？もう朝か？｣
『朝か？じゃありません！この手を離してください！』
と｢ん？…あっ!?やべ!!｣
最初は寝ぼけていた彼だったが、すぐに状況が把握できたのかパッと私を解放してくれた。
と｢ち、ちがっ……俺は何も……｣
私にはとしみつさんが言っていることが耳に入らず、更に私の目から涙が……
『としみつさんの事信じてたのに…としみつさんの変態!!』
私は涙目でベッドから降りて彼と距離をとる。
としみつさんは｢違う！誤解だ！話を聞いてくれ！｣と言ってるが、私の耳には入らない。
やっぱり男の人は信用できない。
男は全員私の敵だ……
私の目から涙が溢れ止まらない。
私の顔を見て心配になったのか、としみつさんは私に近づいてきた。
と｢サクラ…大丈夫か？｣
『来ないで!!』
と｢……｣
『やっぱり男の人は信用できない』
と｢サクラ、少し俺の話を…｣
『いやっ!!聞きたくない!!』
と｢おい！少しは俺の話をを聞けよ！｣
としみつさんが私に向かって怒ってきた。
『何で怒るんですか。怒りたいのはこっちです』
と｢だからって話を聞かねぇ奴がいるか!?｣
私は彼の話を無視して自分の荷物をまとめ、扉の前に向かう。
と｢おいサクラ!!｣
『としみつさんなんて大嫌い!!』
私は大声で叫んでとしみつさんの部屋から出て行った。
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ぺぺぺ(プロフ) - therigani0828さん» theirigani0828様。コメントありがとうございます！読んで頂き感謝しています！他の作品もありますので、そちらもよろしくお願いします！ (2021年11月22日 18時) (
レス) id: 1cd35f6c72 (このIDを非表示/違反報告)
therigani0828(プロフ) - 完結おめでとうございます！とても面白くて更新がいつも楽しみでした(*^^*) 新作も楽しみにしています！ (2021年11月22日 4時) (レス) @page50 id: 0fb7eb5917 (このIDを非表示/違反報告)
ぺぺぺ(プロフ) - Lucy-ruuさん» Lucy-ruu様。コメントありがとうございます！読んで頂き感謝しています！次回作もどうかよろしくお願いします！ (2021年11月21日 23時) (レス) id: 1cd35f6c72 (このIDを非表示/違反報告)
Lucy-ruu(プロフ) - とっても面白かったです！更新をいつも楽しみにしていました。新作楽しみにしています！！ (2021年11月21日 23時) (レス) @page50 id: fa68ae75cb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぺぺぺ | 作成日時：2021年10月12日 22時
