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てつやへ
“これを読んでいるって事は”
“私はもうてつやの傍にいないんだね”
“実は私、難病を患っていたの”
“ずっとてつやに打ち明けたかったけど”
“悲しい気持ちにさせたくなくて……”
“こんな形になっちゃってごめんね”
“でも私死にたくない”
“てつやをおいて死にたくない”
“てつやと一緒に過ごせて幸せだったよ”
て｢A………｣
メモを読むと今までAと過ごしてきた日々を思い返した。
そして最後に……
“ねぇてつや”
“空を見上げて”
て｢……あっ｣
窓から空を見上げると綺麗な青空だった。
そうだ。俺がAを好きになった時もこんな青空だったね。
て｢そこにいるんだねA……｣
“空を見上げて てつや”
“いつでも私を思い出せるから”
END
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作者名：ぺぺぺ | 作成日時：2022年3月20日 19時
