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待ち合わせの12時。
俺はバイクで岡崎公園にやって来た。
どの子なんだろうと辺りを見渡していると1人の女の子が俺の前に現れた。
｢あの……てつやくんですよね？｣
て｢うん。君がりょうが言ってた……｣
｢はい!!ミキと言います!!｣
俺に会いたいと言ってたミキちゃん。見た目もオシャレで顔も可愛い。そんな子が俺に会いたいと言われて何だか嬉しい気持ちだ。
ミ｢実は私東海オンエアのファンで、その中でてつやくんのファンで……!!｣
て｢そうなんだ!!ありがと!!｣
ミ｢もし、てつやくんが良ければ私と友達になってほしくて……｣
て｢うん。いいよ｣
ミ｢やったー!!ありがとうてつやくん!!｣
それから俺とミキちゃんは公園を散歩したりご飯食べたりと仲が深まった。
初日はそんな感じで終わったが、後日何度もミキちゃんから会いたいと連絡が来て会う回数が増えていた。
会っても遊んだり飯に行く程度で別にやましい事はしていないのに、内心とてもザワつく思いをしていた。
そんなある日、これから動画の撮影をしないといけないのに俺に我儘放題言い放つ彼女……
ミ｢ねぇてっちゃん!!帰りあそこまで送ってってほしいんだけど｣
て｢ごめん!!これから動画の撮影の約束してて……｣
ミ｢いいじゃん!!お・ね・が・い？｣
て｢……分かったよ｣
今日も彼女のお願いを聞く俺。どうやら俺、彼女の言いなりになってる？でも彼女は優しいし可愛いし……
きっと断りにくいタイプの男なんだな……と思いながら彼女を後ろに乗せてバイクを走らせる。
て｢……よしっ到着!!｣
ミ｢キャーッありがとてっちゃん!!｣
後ろから抱きついた後、またね、と手を振ってその場を去るミキちゃんを見送り、俺も急いで撮影場に向かおうとすると……
て｢……ッ!!｣
俺の目の前には東海メンバー……そしてAの姿があった。
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作者名：ぺぺぺ | 作成日時：2022年3月20日 19時
