38 ページ39
て｢……よしっおっけー｣
と｢みんなありがとな｣
虫｢全然いいよ。この動画は今日上げるようにするね｣
て｢Aちゃんもごめんよ。迷惑かけちゃって…｣
『いえ、皆さんは何も悪くないですし』
て｢にしても、これからどうするか…｣
と｢…俺、撮影の合間にAの様子見に行っていいか？｣
『え？』
と｢これまでの出来事は俺の責任でもある。それに、いつまた彼女に嫌がらせに来るかわからんし…落ち着くまでAの傍にいてもいいか？｣
り｢その方が…｣
虫｢安心だよね｣
て｢としみつがそうしたいなら、俺は止めないよ｣
と｢みんなありがとう｣
て｢とりあえず、今日のところは解散しますか｣
と｢俺、Aを家まで送ってくる｣
と、としくんは椅子に座っていた私に手を差し伸べてきた。
し｢ヒュー!!おふたりさんお熱いねぇ〜!!｣
ゆ｢早速見せびらかしですかぁ〜｣
て｢ぐぬぬ…俺のAちゃん返せー!!｣
一段落ついたと思いきや、私達の光景を見てヤジを飛ばす東海メンバー。
私は少し顔を赤めると、としくんが皆に｢うるせぇ!!｣と怒鳴り、そのまま私の手を引っ張って駐車場に向かった。
『…としくん？』
と｢…あ、悪ぃ急に怒鳴っちまって｣
『ううん。としくんが私の事想ってくれて嬉しいの』
と｢あたりめぇだろ。俺が惚れた女だからな!!｣
『もう…としくんったら！』
その後としくんの車で私の家まで送ってくれた。
と｢着いたよ｣
『ありがと』
と｢明日から仕事するのか？｣
『うん。まだ不安が残ってるけど』
と｢俺も出来るだけ早く様子見に行くから｣
『うん。ありがとう』
私が｢そろそろ行くね｣とシートベルトを外したら、としくんが私を抱きしめてきた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 108人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ぺぺぺ | 作成日時：2021年8月18日 22時
