20.としみつside ページ20
虫「さぁ皆で五平餅食べに行くよー。てつやさん起きてますー?」
て「起きてまーす…」
虫「ところでとしみつ。どこの五平餅食べるの?」
と「あー、実は…」
今ジャンケンが勝ってAに会えると思ったが、他のメンバーに会わせたくない気持ちがでてきた。
と「お、岡崎公園のとこにしよう」
虫「そうだね。そこにしよう」
俺達は車に乗って岡崎公園に向かった。
道中Aの店が通り過ぎたのを見て、俺は心の中でAに謝った。
虫「岡崎公園に着いたよー」
り「としみつテンション低いよ。大丈夫?」
と「だ、大丈夫!早く店に行こ」
そうだ。ここで五平餅を食えば後は解散だ。
解散した後にAの店に行けばいいんだ。
俺はそんな作戦を成り立て足早に売店へ向かった。
のだが……
と「嘘だろ……」
虫「ありゃりゃ、残念だね」
売店に着いたらシャッターが閉まっていて、[臨時休業]という貼り紙が貼ってあった。
し「どうする?」
り「他に五平餅売ってる店ある?」
どうしよう。まさか予想外な展開になってしまった。
どうしてもAの店以外の所にしないといけないと思い、スマホで調べようとしたら、またもや予想外なとこが…
て「としみつ、Aちゃんの店はどう?」
虫「Aちゃん?」
と「ばっ!!てつや!!」
疲れきってたてつやがいつの間にか回復してた。
てつやのせいで他のメンバーにもAというワードが広まってしまった。
虫「てつや、そこにも五平餅あるの?」
て「あるよー。この前としみつと食ったもん。なぁとしみつ」
俺に振ってくんな!この時のてつやはまじで呪いたくなった。
り「へぇー。ちょっと気になるね」
ゆ「そこ行ってみようよ」
し「さんせー」
と「お、おい!!」
皆はてつやの話につられてAの店に向かうのであった。
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作者名:ぺぺぺ | 作成日時:2021年8月18日 22時