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て「わぁ!?としみつ!?いつ帰ってきたんだよ」
と「今さっきだ」
虫「あ、そうそう。としみつだけ紹介まだだったよね。今日から3日間バディの研修で来た。大河Aちゃん。この間だけナリちゃんって呼ぶ事にしたの」
『すみません!!先程はいきなりあんな事……失礼しました!!』
と「……」
どうしよう。としみつさん表情変えないし一言も喋らない……とりあえず場の空気を和ませそうと『ハハッ』と軽く笑顔を見せると……
と「何笑ってんだ。気持ち悪い」
『……えっ？』
私に思いもしない発言を残してまたしも別の部屋へ行ってしまった。
て「もう何であんな事言うのさぁ!!」
『気持ち悪いってどういう事ですか……？』
て「大丈夫!!ナリちゃんは気持ち悪くないから!!」
虫「……そ、そうだ!!ナリちゃんにフォルダの整理してもらおう!!」
ゆ「そうだね。いくと、ナリちゃんにフォルダの場所教えてあげて」
ニ「わかりました。ではこちらです」
私はアシスタントのニトロ爆弾さんの元、フォルダの整理をする事になった。
ニ「──で、これはここのフォルダです」
『はい』
説明を受けながらフォルダ整理する私。
段々と慣れてきた頃に事件が起こった。
別件で席を外したニトロ爆弾さん。1人で作業してる中“削除”というタイトル動画が出てきた。
削除って事はゴミ箱に捨てて良いって事だよね？私は誰にも確認をせずゴミ箱に入れて、カーソルを“ゴミ箱を空にする”に持っていき……
ニ「あっ！大河さん。“削除”っていうタイトルの動画なんですが……」
『えっ？』
カチッ
言われた直後にクリックしてしまい、ゴミ箱にあるものが全て空に……
ニ「その動画これから使うやつだったんですよ…」
『す、すみません!!』
り「したら撮り直しかな」
し「そのVTRってとしみつのだよね？」
て「しゃーない。撮り直すか。おーいとしみつー」
別室にいたとしみつさんが私達がいる部屋にやって来て、てつやさんが事情を説明してくれた。
て「──ってな訳で、ナリちゃんと一緒に撮り直してきて」
と「……」
としみつさんは何も言わず撮影を始める準備を始めた。
て「ほらナリちゃんも準備して」
『えっ!?でも……』
虫「大丈夫。見た目あんな感じだけど優しいから」
私はメンバーから後押しされ、私ととしみつさんは撮影部屋へと向かった。
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作者名：コロッケ | 作成日時：2023年11月1日 5時
