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私はてっちゃんに事情を聞こうと思い、急いでマンションに戻った。
『ただいま！てっちゃんいる!?』
て「A帰ってきたの〜？」
『帰ってきたの〜？じゃなくて!!何で結婚のこと教えてくれなかったの!?』
て「そ、それはAが忙しそうだったから話すタイミングがなくてね……」
『でも一言くらい言ってくれれば良かったのに…』
て「ごめんごめん」
『……それでさ、結婚したら奥さんも居るってことだよね？そんな中私が居候するのって……』
て「俺もこの前相談したんだけど、俺達は全然問題ないよ！」
『でも2人だけの時間も必要でしょ？だったら私ここから出ていくよ』
て「出ていくってどこに!?」
『そ、それは……これから決める!!』
私は咄嗟に言った後自室へ篭ってしまった。
はぁ……これから私どうしよ。
これから幸せな日々を送るてっちゃんにも悪いことしちゃった…
とりあえず明日から物件でも探そうかな……と思っていると、携帯から着信が鳴った。
『もしもし……？』
と“もしもし？俺としみつ”
『としみつさん？どうしました？』
と“さっき慌ててた感じしてたから大丈夫かと思ってな”
『……としみつさん。私てっちゃん家から出ていくことにしたの』
と“……俺が結婚の事言ったせいだな”
『ううん。最終的に離れないといけないと思ってたからね』
と“俺良い物件知ってんだけどどうだ？”
『いいんですか？』
と“あぁ。明日予定あるか？”
『いえ…明日は仕事休みですが』
と“じゃあ明日スタジオ来てくれよ。りょうもいるしさ”
『うん。分かった。明日スタジオでね』
色々問題を抱えてる中、私はいつも通りに会っても良いのだろうか……
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作者名：ぺぺぺ | 作成日時：2022年6月3日 21時
