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り｢ここが俺達がよく行ってるラーメン屋だよ｣
りょうくんにご飯に誘った私。
りょうくんは行きつけのラーメン屋があるとの事で、そこに向かうと既に長蛇の列で大繁盛していた。
『すごい……大人気なんだね』
り｢Aちゃんは結構食べる方？｣
本当は食べるの好きだけど、好きな人の前で大食いしてる所を見られたらドン引きされるかも……
『うーん。まぁ普通かな…』
り｢実はこのお店と俺達コラボしててね。結構オススメだよ｣
りょうくんの言う通り、メニュー表には“東海オンエアコラボ！”と大きく書かれていた。
そんなの食べたいに決まってるじゃん!!
『わ、私それで…!!』
り｢いいの？結構な量だよ？｣
『大丈夫です！私今割かしお腹すいてるので!!』
りょうくんは｢そう？｣と心配そうに見てたけど、今の私は何でもいけそうと思いラーメンを注文した。
｢お待たせしました。ラーメンです！｣
私の目の前に置かれたのは、普通のとは比べ物にならない大盛りのラーメンだった。
り｢大丈夫？食べれそ？｣
『だ、大丈夫です！』
私は覚悟を決めて『いただきます！』と手を合わせて、食べ始めた。
『……美味しい!!』
り｢ほんと？良かった｣
私はラーメンの味に虜になってしまい、あれだけ量の多かったラーメンもペロリと完食していた。
『ふぅー…ごちそうさまでした』
り｢凄いねAちゃん｣
……はっ!!しまった!!ついりょうくんの前で大食いしちゃった。
りょうくん引いてるよね…
り｢Aちゃんって食べるの好きなんだね｣
『えっ…うん……』
り｢そうなんだ。俺結構美味しいお店知ってるから行かない？｣
『えっ!行きます!!』
まさかまたりょうくんとお出かけできるなんて……嬉しすぎる!!もう私このままりょうくんと……
り｢あ、そういえばさっき、Rcoffeeで働くって言ってたよね？｣
『うん。りょうくん知ってるの？』
り｢あそこのコーヒー凄く美味しいんだよねー」
りょうくんはRcoffeeの事を色々教えてくれたけど、何でそんなに詳しいんだろ……
その後私達はラーメン屋から出て、りょうくんはてっちゃんの家まで送ってくれた。
り｢今日はありがとね。楽しかった！｣
『こちらこそありがとうございます！明日から頑張りますね！』
り｢うん。じゃあまた明日｣
りょうくんは私に手を振って帰って行った。
そういえば今りょうくん｢また明日｣って言ったよね？
それってどういう……
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作者名：ぺぺぺ | 作成日時：2022年6月3日 21時
